令和6年第2回定例月会議が閉会 | 地方政治の未来を創る 秦野市議会議員  古木勝久

令和6年第2回定例月会議が閉会

 

今日は定例月会議の最終日、全ての議案を可決し終了しました。本議会では、6月10日の即決も含めて議案など23件がいずれも可決。他には報告、陳情の採択などがありました。

 

☆6月10日に審議、即決した補正予算を含め

国の総合経済対策として19億8,917万4千円~定額減税補足給付金給付事業費(14億1,248万7千円)、低所得世帯支援給付金給付事業費(5億4,818万7千円)、他には小学校施設整備事業費(28,500千円)

 

更に委員会に付託されていた補正予算案が本日可決した3億8,432万6千円~インクルーシブな学校運営モデル構築事業費  4,008千円、不登校児童生徒等の早期発見・早期支援のために訪問型個別支援事業費  1,329千円 幼稚園施設改修事業費 638千円 それぞれ賛成全員で可決。

 

☆陳情結果

(1)令6陳情第2号  地方財政の充実・強化を求める意見書を国に提出することを求める陳情書→趣旨了承

 

(2)令6陳情第3号  女性差別撤廃条約選択議定書の批准を求める意見書の提出を求める陳情→賛成多数で採択し議提議案として国に意見書を提出も賛成多数

→ともにつくる秦野は賛成

 

(3)令6陳情第4号  国家予算は、少子化を止める対策を最優先し、軍事関連は最後方に置くよう国に意見書を提出することを求める陳情→賛成少数で否決 ともにつくる秦野4名は賛成

 

(4)令6陳情第6号  子どもたちに豊かな学びを保障するために、教職員定数改善と教育予算の増額、義務教育費国庫負担制度の堅持・拡充を求める陳情→賛成全員 委員会提出議案として国に意見書を提出

 

(5)議提議案「市役所庁舎の在り方に関する決議」→賛成多数で可決

 

☆会派「ともにつくる秦野」は賛成

 

賛成理由のあらまし

登壇して、会派を代表して田中めぐみ議員が賛成理由(以下、理由の概略)を述べました。

 

市庁舎は公共施設保全計画では、更新年は令和25年となっています。

 

しかしながら、建物の構造内の電気、機械、配管設備などは既に55年を経過し、老朽化し劣化の一途にあり「動脈硬化」を起こしていると言われています。

 

本決議の趣旨は、秦野市が今後の市役所庁舎の在り方に関する検討をスタートし、市民や議会に市庁舎の在り方について、市が一定の方向性を示していただくものであり、建て替えに必要な一定の基金の積み立てをすべきという提言です。

 

人間に「寿命」があるように建物にも「寿命」があります。やがて来る「死」を受け入れたくない気持ちは分かります。

 

しかしながら「死」を直前にあれやこれやと慌てるのではなく、中長期的な展望を持っていくことは早すぎることもなく、至極当たり前の話ではないでしょうか。的を射た決議だと思います。

 

☆議案等一覧表

https://www.city.hadano.kanagawa.jp/www/contents/1717493932036/index.html