会派「ともにつくる秦野」の議案審議2件 | 地方政治の未来を創る 秦野市議会議員  古木勝久

会派「ともにつくる秦野」の議案審議2件

 

 

1 議案第28号秦野市一般会計補正予算案

(1)   定額減税補足給付金給付事業及び低所得世帯支援給付金事業費についての質問です。 

 

国の受託事業ですが、通常なら1年以上かけて準備を行う税制システム改修を、通常の市民税関連業務と重なり繁忙期かと思います。

 

大変な作業で、しかも長期になります。煩雑な事務ですから、間違いのないよう進めていただきたいとお願いをしました

 

(2) 小学校施設改修事業費は末広小学校の屋内運動場の雨漏りについて質問です。

 

秦野市公共施設再配置計画にある5つの視点の一つには転ばぬ先の杖として、計画的な施設整備があります。

 

壊れたら取り掛かるという発想でなく公共施設再配置計画の思想は計画的な施設整備です。

 

計画的な施設整備とは建築基準法の12条点検だけでなく、不断の巡回点検の実施と点検できる仕組みが不可欠と考えます。

 

さらには本市の公共施設の予防保全を目指す「秦野市公共施設保全計画」をガイドラインとして、文科省の学校施設整備指針を具体化した手引書のようなものが必要ではないかと提言をしました。

 

比較的、前向きなご答弁でした。一歩、前進です。

 

2 報告第13号 土地開発公社の経営状況について

経営状態などについて質(ただ)しました。

 

大変言いにくいですが、土地開発公社の経営では、事業の達成目標、重要業績評価指標、いわゆるKPIの考え方が見えませんでした。

 

公社が持っている「15箇所、総面積は約2万7,480平方メートルの土地」について「いつまでに、どのような活用、ないし処分などの計画があるのでしょうか」と質問をしました。

 

いわゆる塩漬けの土地がどれくらいあるのか、具体のご答弁はありませんでした。

 

さらには公社の存在理由でもある「先行取得」では理解不能の抽象的なご答弁でした。残念です。

 

以上ですが、本日の会派「ともにつくる秦野」の議案質疑の報告です。