声なき世論、市議会議員選挙の投票率などの推移 | 地方政治の未来を創る 秦野市議会議員  古木勝久

声なき世論、市議会議員選挙の投票率などの推移

 

地方自治体の首長や議会の投票率の低迷が言われて久しいです。

 

一方、人口減少時代、さらに「議員定数を削減すべき」とか「現状維持でよし」など、議員定数に関して、様々な意見や陳情が寄せられ関心度が高いです。

 

この一覧表は選挙管理委員会、行政経営課、議会局のご協力で作りました。ありがとうございました。

 

数字から見えてきたものは何でしょうか。いくつかありますが、一つだけ明確に分かったことがあります。

 

立候補者が増えても、必ずしも投票率は上がらないということです。

 

投票率の低下については、市民の皆さんの「世論」として受けとめていきたいと思います。

 

一方、市民の皆さんが普段、議会に対して思っていらっしゃる「声」を知るためには、公式の世論調査があってもいいのではないかと思います。

 

つまり行政が実施する意識調査と同様な議会市民意識調査です。

 

話は変わりますが、昭和年代の議員定数はビックリするくらい多いです。昭和30年代の市町村合併などの余波が抜けきらなかったのではないかと推察します。

 

いずれにしても、平成からの投票率の急降下と並行して、今後の議員定数の在り方の検討材料の基に、さらに深堀り、分析していきたいと考えています。