世界から見た、災害に我慢強いニッポン人?! | 地方政治の未来を創る 秦野市議会議員  古木勝久

世界から見た、災害に我慢強いニッポン人?!

 

昨日のBS-TBSの報道特集では、4月3日に台湾で発生した地震による被災状況を伝えていました。

 

台湾の人たちが地震大国の日本から学んだことは「日本人は災害に我慢強い」 とのことだそうです。   

 

また能登半島地震の報道では被災者が「うちよりも、もっと被害が大きかった所を助けてあげてください」と言って、支援をお断りになったケースが紹介されていました。

 

国や地方自治体が推し進めてきた「自助や共助」の行政効果の”あらわれ”なんでしょうか。

 

一方、台湾の避難所の状況では施設内のテントの設置やシャワーなどが完備した様子が紹介されていました。

 

日本の避難所というと、アメリカCNNテレビが伝えるように体育館での毛布、段ボールベッド、狭い仕切りなどで、肩を寄せ合っている光景が思い浮かんできます。

 

この光景は世界の避難所での対応や事情と比べて、どうも日本は異なっているように思いました。

 

ちなみに世界には「公助」としての最低限度の取り組みがあるようです。

 

国によっては、1人あたりの面積の確保や水の供給量など定めた「スフィア基準」(*)を推進しているようです。

 

今後も、避難所の在り方について注視していきたいと思います。

 

災害や紛争などの被災者すべてに対する人道支援活動を行う各種機関や個人が、被災当事者であるという意識をもって現場で守るべき最低基準の通称。

 

☆産経新聞~能登地震、世界が報道

https://www.sankei.com/article/20240107-T25IN2DV4VOUJBVOT7XZN7VL5M/

 

☆NHK ここは金沢、能登半島に欲しかったテント

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240108/amp/k10014313581000.html