はだの桜みち~議会報告NO.46配布はここからスタート | 地方政治の未来を創る 秦野市議会議員  古木勝久

はだの桜みち~議会報告NO.46配布はここからスタート

おはようございます。秦野盆地に低く雲が立ち込めています。

 

今日の議会報告NO.46の配布は今泉台、「はだの桜みち」からのスタート。

 

☆何でも反対?!ではないです

昨日から議会報告配布をスタートしましたが、いつもの方から昨夜、メールが入りました。

 

「議会報告、特に今号は批判がキツイよ。」というような内容でした。

 

以前にも予算や決算の審査の後には、とりわけ正義面(づら)してと、批判されたことがありました。

 

諫言(かんげん)として受けとめています。何卒、お許しください。

 

議会の機能の最大の役割には「チェック」「チェック」そして「チェック」です。

 

「チェック」なくて「提案」も「提言」もなしといわれます。問題は独善的な考えでなく、最終的な判断では、市民側なのか行政側なのか、どちらに向いて代弁しているか、でしょうか。

 

二元代表制という難しい表現をする方がいます。これは両輪という意味ではなく、本来は行政と議会は異なる機関による二権分立で成り立っていることを意味しています。

 

つまり地方自治体は立法府(議会)≠行政府(行政と政治機能を持った市長)で成り立っています。地方には司法がありませんが、国でいう三権分立と同様です。

 

日本の地方自治体は欧州にあるような議員内閣制ではありません。

 

地方議会では首長選挙で特定の方を応援するのは自由ですが、嘆かわしいですが、勘違いをしたまんまの「与党議員」がいらっしゃる議会が多いことです。

 

このことが地方議会を「民主主義の学校」から遠ざけている要因になっているのかもしれません。

 

☆過ちて改めざる 是を過ちという

昨年9月から会派の仲間とチームを組んでいますが、各人が「自分は間違っていないだろうか」とか「独善主義になっていないだろうか」と、常に問いかけています。

 

会派内で「自分は絶対に正しい」などと思っている議員はいません。

 

「過ちて改めざる  是を過ちという」という故事があります。

 

転じて「大切なことは、間違いの中から何を学ぶか」という、もったいない“たとえ”だそうです。

 

人や組織、会社、特に行政や政治は無謬主義(むびゅうしゅぎ)に陥りやすいともいわれます。これからも肝に銘じていきたいと思います。