『防災と国防』寺田寅彦著を読む~震生湖を散策 | 地方政治の未来を創る 秦野市議会議員  古木勝久

『防災と国防』寺田寅彦著を読む~震生湖を散策

寺田寅彦の「天災は忘れた頃に来る」は、「教訓」として伝えられてきました。しかし阪神淡路大震災以後、日本列島は、まるで「教訓」をあざ笑うかのように頻発しています。

 

能登半島地震から1週間、依然として「被害の全容がつかめていない」という報道が流れ、しかも断続的に地震が続いています。

 

今日は『防災と国防』を読み、湖畔界隈を散策してきました。

 

防災の在り方、寺田寅彦の「教訓」というよりも「教え」を改めて噛みしめてみました。

 

避難者への支援が進んでいないようです。石川県を中心として新潟県、富山県などでは、救援物資支援や避難先の目途が立っていないという状況が伝わってきます。

 

雪の影響や道路等のライフラインの寸断が大きな要因らしいです。

 

改めて、市民の皆さんの自助、共助がスムーズにいくよう、国の役割、使命を、いまこそ発揮していただきたいと思います。

 

寺田寅彦が言いたかったこと、分かりやすく言えば「国防とは国の権力機関を守るのではなく、国民を守ること、地域を守ること」に尽きるのではないでしょうか。

 

☆青空文庫~『防災と国防』 

https://www.aozora.gr.jp/cards/000042/files/2509_9319.html

 

 

 

 

句碑 ”山さけて 成しける池や 水すまし”

新しい二次元コードが貼り付けられていました

 

越冬のため飛来したホシハジロ