ドキュメンタリー映画『掘る女』を鑑て
今日は午後から、クアーズテック秦野カルチャーホール(文化会館)小ホールでドキュメンタリー映画『掘る女~縄文人の落とし物』を鑑賞してきました。
主催はNPO法人はだの歴史おこしの会(小泉孝理事長)、秦野市教育委員会後援で開催されました。
関係者の話では午前の部では約260名、午後の部では約140名の参加者とのこと。
上映後のトークショーでは、遺跡発掘の本を出版した”掘る女”こと、今井しょうこさん、松本貴子監督、秦野市市史編纂員の天野賢一さんによる、映画製作の裏話など、テンポよく語られ、会場はおおいに盛り上がりました。
映画の中では、「掘る女」たちの皆さんの日常生活のシーンが度々、出てきます。
皆さんの平和な団らんと、縄文人の生活の一断片(縄文人の落とし物)が妙に重なり、何とも言えない、ほのぼの感が伝わってきました。
また縄文中期から後期にかけての大規模な集落跡がある秦野市内の稲荷木遺跡がたくさん登場します。
久々に良質な映画を見せていただきました、って印象が残りました。
追記 まさか?”! 映画の後半、お互い、若いころにお世話になったOさんが出演していました。私が文化財保護行政に携わっていた頃、確か、Oさんは学生だった思います。
随分とご立派になりました。しかも定年を迎えたとか・・・。驚きました。
☆映画「掘る女 ~縄文人の落とし物」公式サイト予告
☆NPO法人秦野歴史おこしの会からのご案内
秦野市菩提横遺跡から出土した縄文後期の大型中空土偶をモチーフにしたサブレ
「どぐうちゃん」も並べてみました



