意見広告特集~地域紙・タウンニュース秦野版掲載のご案内について | 地方政治の未来を創る 秦野市議会議員  古木勝久

意見広告特集~地域紙・タウンニュース秦野版掲載のご案内について

おはようございます。今日は地域紙・タウンニュース秦野編集室から頂いた意見広告の企画について、少しだけ、考えてみたいと思います。

 

タウンニュースの意図は十分、分かり、このような機会を頂いたことには感謝を申しあげます。

 

ただ、掲載するかどうか悩んでいます。今ひとつ割り切れない大きな理由が2つあります。

 

1つ目はテーマが「秦野の未来を考える」「次世代への秦野のまちづくりに向け、広く読者にご紹介する企画」ということですが、4年前も、8年前も同じようなテーマだったように思います。

 

意見広告のテーマが自由選択でないことに、また首長選挙とは異なり、何か違うぞという、モヤモヤ感が残りました。

 

地方自治での議会の役割、チェック機能などを鮮明にしていただきたかった思います。これでは首長と同じ目線、というか議会に同じ方向性を求めているようです。

 

議会は予算編成権も執行権もありません。そこんとこ、少し配慮してほしいかったです。

 

それから議員は複数ですから、もっと自由で多様なテーマで、さらに申し上げれば、フォームも文章ではなく自由形式にしていただければ・・・。

 

勿論、このことはタウンニュース社の編集方針ですから、これ以上、なんとも申し上げられません。

 

2つ目、ここがいちばん気になっていることです。

 

四の五の言うことなく、流れに乗って、さっさと意見広告を書こうという考えがあります。

 

一方、周囲の方々と一緒に歩調を合わせていかなければならないようなプレッシャーに違和感をもつ考え方もあります。

 

分かりやすく申し上げると、自分の意思というより編集の側に「同調」していくような「圧力」に近いものを感じました。

 

任意ですから、あくまでも個人的な感想ですが・・・。

 

さらには、市民の側に情報を提供するというよりも、大げさに言いますと、投稿者側の競争心理をくすぐっているような、卓越した「営業戦略」の意図を垣間見ました。

 

意見広告を出すか出さないかの判断は明日までです。

 

時間がありませんが、いまだ、気持ちは「まだら模様」です。気持ちが整理できなければ、この企画のご案内は見送りたいと考えています。

 

 

*転載許可済み