一般質問~3項目について質問 | 地方政治の未来を創る 秦野市議会議員  古木勝久

一般質問~3項目について質問

 

こんばんは お天気下り坂なんでしょうか?

 

今日は任期中、最後の一般質問が終わりました。3項目1時間で質問、いずれも市民生活に直結する重要なテーマです。

 

(1)  街路樹・サクラの木が倒れる
南が丘2丁目にあるサクラの巨木が倒れました。しかも倒れる前の本市の判定はAで、生育状況は良好な「お墨付き」がありました。余計にビックリしました。

 

判定の基準に問題があったのではないかと質(ただ)しました。

 

生育状況だけでなく道路構造や基盤などにも配慮した総合的な判定手法に切り替えたらどうかと提案しました。

 

(2)若い世代との連携

若い世代との連携では行政が「若者の意見を聞く」から「若者が参加できる仕組み」に変換していくこと、そのためにスピード感を持ってルール作りや、公的な会議体へに参加数の目標値を設定されてはどうかと提案しました。

 

事案として、愛知県新城市の若者議会を紹介しました。

 

若者議会は報酬制度も導入されており、若者の視点からの政策づくりには、1,000万円の「予算提案権」があり、分科会では多い時で年間60回、通常20回程度の会議が開催されます。


 

(3)保育の質について
6月13日に岸田総理から「こども未来戦略方針」が公表されました。

 

その17ページには「(2)幼児教育・保育の質の向上 ~75 年ぶりの配置基準改善と更なる処遇改善~」とあり、「「社会保障と税の一体改革」以降、積み残された1歳児、4歳児、5歳児の職員配置基準について1歳児は6対1から5対1へ、4歳児、5歳児は 30 対1から 25 対1へと改善する」と明記されています。

 

一方、秦野市は「学識経験者のアドバイス等も頂きながら、本年11月頃までには、補助基準案を取りまとめたい」とのご答弁をいただきました。

 

保育士の配置基準ではなく、補助基準の見直しとは、これ如何に?!

 

一瞬、気が遠くなりました。

 

国でさえ4歳児5人対保育士1人としているのに、しかも秦野市は、既に公立保育園が1歳児4人対して保育士1人です。

 

それなのに何故、私立は4歳児6人に保育士1人のままで、補助金をチョッとフリカケのように乗せるだけ ってか?!

 

とにかく、驚きました。

 

いずれにしても、先が長い話ですが、今後も注視していきたいと思います。