タイトルに誘われて~元明石市長・泉房穂氏の本 | 地方政治の未来を創る 秦野市議会議員  古木勝久

タイトルに誘われて~元明石市長・泉房穂氏の本

 

喧嘩は嫌いですが、ついついタイトルに引き寄せられて本屋さんに予約をしていたら昨日入荷しました。

 

一気とまではいきませんでした、ほぼ半分まで読みました。


ご本人は、これは「暴露話やなくて、政治、社会、街は変えられるというメッセージなので、もっと政治に興味を持ってほしい、切実な思いを吐露したもの。」とあります。
                   *
以前、文教福祉常任委員会の所管事務調査で、明石市役所にお邪魔したときに、子ども・子育て事業について、市長から丁寧なご説明をしていただきました。


☆泉氏の実績
18歳までの医療費無料、第2子以降の保育料無料、中学校の給食費無料、公共施設の入場料無料、0歳児見守り訪問プラス「おむつ定期便」の無料、つまり子どもに関する“5つの無料化”を実現しています。

 

その効果もあり、人口は10年連続で増加するなど「住みたい街」として明石市は人気を集めるようになりました。

 

ここまではいいんですが、必ず財源を気にされる方がおります。ここもチェックしましたが、決して放漫財政ではありません。

 

昨年6月に開かれた内閣委員会でもコメントしていますが、地域経済の活性化と税収アップにつながったことを実証していただきました。必見です。


「日本がやらないから、明石市がやっているだけ」と軽く言われていますが、ボーッとしていたらできません。信念と情熱がなければできるものではないと思います~流石です。


☆泉氏のイメージ
中々、熱い人だという方がいらっしゃいますが、昨今の首長さんが往々にしてありがちなパターン、保守系だとか革新系、中間系だとか、というよりも、市民に寄り添った実直な市長さん、そんな印象が強かったように思いました。

☆参議院 昨年6月7日 内閣委員会 泉房穂(参考人 明石市長16分17秒)~国への物言いが痛快です。

https://www.youtube.com/watch?v=rKRyJqDzN9c

 

☆日本記者クラブ

「こども家庭庁をつくることには賛成だが、今回の法案には反対。もっと議論してよい制度にすべき」と手厳しい評価を示しています。

https://www.youtube.com/watch?v=BMuq-74GTLE