月末食堂~東京都狛江市からの発信 | 地方政治の未来を創る 秦野市議会議員  古木勝久

月末食堂~東京都狛江市からの発信

先日、機会があって、東京都狛江市内にある「スペース102」にある「月末食堂」を視察してきました。

 

「スペース102」では、食堂のほか、子どもたちの学習支援、この他、生活保護申請の仕方や生活相談などをバックアップています。

 

最近、あちこちで子ども食堂や子どもへの学習支援などを耳にしますが、バラバラ、単発支援でなく、総合的な生活支援に繋がるような取り組みが各所ではじまっているようです。

 

かつては、このような取り組み、地域によっては児童館が大きな役割を担っていたと思います。残念ですが、今、児童館は縮小し、少しずつ行政主導から手が離れています。

 

「月末食堂」の話をお聴きしてみると、何となく昔の学生セツルメント活動を連想しました。

 

今後は民間主導だけでなく、行政を後押ししていくような仕組みが必要不可欠ではないかと思います。

 

月末が近くなると、一家の財布が空っぽになった時代、ただ食べられるだけでいいといった昭和から、今、格差社会が確実に広がっている中、現実的な課題解決が求められているのではないでしょうか。

 

以前、住んでいた“縁”で、知人を介して見聞させていただきましたが、支援の在り方など、大変貴重な話を聞くことができました。ありがとうございました。

 

 

    ☆参考チラシ(昨年)