議会報告NO.41配布 国登録記念物・震生湖からスタート | 地方政治の未来を創る 秦野市議会議員  古木勝久

議会報告NO.41配布 国登録記念物・震生湖からスタート

今日の議会報告は震生湖からスタートです。久々の震生湖ですが、かなり整備され安心安全、随分と歩きやすくなりした。

 

平成23年頃に盛んに議論された「震生湖周辺整備計画案」の思い出が甦ってきます。

 

基本構想から基本計画の見直しにかかった委託費用は、平成23年度までに要した費用だけでも1,620万円ですから、平成11年度から換算するとかなりの予算が費やされたのではないでしょうか。

 

実にもったいない話です。

 

しかも未来ビジョンを現実に見ることなく「震生湖周辺整備計画案」が“幻”に終わって、委託内容の良し悪しも総括されていません。

 

地元の方々からは「震生湖は一義的には観光ではなく、関東大震災の遺跡で、国登録を契機に、震生湖を通じて、震災を考え、その存在理由がより高まれれば、、、。」 こんな声がありました。

 

別の見方をすれば国登録によって、観光資源や「商品」としての震生湖だけではなく、本来の震生湖の保存と活用の在り方に原点回帰する”きっかけ”を作ったのではないでしょうか。