コミュニティ保育と給食~文教福祉常任委員会質問
こんばんは 夕暮れの市庁舎前です。この時間帯のこの場所が好きです。
今日は表丹沢野外センターの指定管理、補正予算の審議のほか、文教福祉常任委員会で2項目(30分)にわたって質問をしました。
委員会質問に限定して、ご報告します。
(1) コミュニティ保育について
少子化の中、幼児教育・保育の質の向上が言われています。保育のあり方も多様化しています。
今年度の予算額は、1グループ当たり(市内には5グループ)、ザックリいえば令和3年度は47,600円、令和4年度は10,000円です。
しかも令和元年度から減額が続いています。昨年、関係者の嘆きの声をいただきました。
グループの人数が減ったから・・・。少子化だからこそ、人数が減るのは当たり前だと思います・・・。
逆に、より丁寧できめ細かな財政措置をしていただきたいと思います。
そんな、ささやかな要望をしました、
担当課長の丁寧なご答弁に、現在のコミュニティ保育の状況をご理解いただいている真摯な姿勢を垣間見ました。今後の奮闘に期待したいと思います。
(2) 中学校給食費の徴収管理業務について
徴収管理状況をスピード感をもって把握できるよう、給食費管理システムを導入されました。しかし俗にいう、多くの自治体が使いまわしている金太郎飴のようなシステムです。
月額495,000円、年額約600万円、5か年契約約3千万円ですが、2人分の労働量があるそうです。
勿論、このシステムに自動制御装置があるわけではありませんから人力が入ります。しかしこの労働量はカウントされていません。
一方、このシステムを導入しない場合の業務量は2.45人だそうです。人間は汎用性が高く伸びしろがあり、他の仕事もたくさんこなすことができます。
しかしシステムは給食徴収管理業務にしか特化しており他の業務はできません。
デジタルと人力はここに違いがあると思います。
費用対効果における積算根拠、シュミレーションがありませんでした。
昨今、コミュニティ保育のような血の通った領域が情け容赦なくカットされ、このようなパッケージにはドンドンと予算が付き、税金が湯水のように注がれているような気がします。
まさにデジタル時代、まるで新しい「公共工事」の到来のようです。
