第13日~予算決算常任委員会 環境都市分科会
今日も寒っ!

こんばんは 今日は、気温も上がらず厚い雲が丹沢の山々を覆っていました。
今日の分科会は環境産業部、農業委員会事務局、都市部、建設部、水道事業会計、公共下水道事業会計を対象に、7名の委員によって審査が行われました。
分科会での決算の審査では賛成全員で、認定すべきものとして可決されました。
☆私の質問~5項目 50分以内
(1)地域ブランド等育成について
ブランド事業に取り組んで10年、今後の方向性として、製造することや発信だけの手助けだではなく、消費を呼び込むような商品の販売計画を提供していくための一種の「企業活動」みたいな取り組みをしていくべきではないかと、提言をさせていただきました。
いわゆるマーチャンダイジング (merchandising、舌を噛みそうな英語ですが)です。また、第3セクターではない、民と官の合同の株式会社の設立を提言しました。
株式会社大田原ツーリズムのことや、以前、社内報の企画・編集の依頼を受けた東京都S区が立ち上げた株式会社の事例を紹介させていただきました。
(2)ナラ枯れ被害について
全国屈指の森林観光都市を目指す秦野市です。この問題の解決は避けられません。ナラ枯れ対策は待ったなしです。
(3)「つなぐ棚田遺産」への支援について
選定された名古木の棚田群の保全活動への支援 この問題も、全国屈指の森林観光都市を目指す、基礎的な立地です。
高齢化する市民団体の活動が、次の時代に繋がっていくような支援を提言させていただきました。
(4)4駅にぎわい活性化推進事業について
2千万円を超える業務委託費です。コンサルに丸投げではないでしょうが、本市のビジョン、プラン、政策決定がどのようなものなのか。甚だ疑問です。
もう少し、本市が何をやりたいのか明確化すること、対象地域の居住者へのパブリックヒアリングが見えません。正直、少し心もとない委託事業です。
(5)堀水路の「暗きょ」について
「暗きょ」上部の測量調査と一般廃棄物&産業廃棄物の搬出にかかる費用が計上されました。
これは地元の方々にとって朗報です。しかし、これまでの問題がこれで終わりではありません。
将来において、この問題がどのように総括されていくかが気がかりです。
この事業費には、測量費がありますが、かつての測量図面が、いわゆる「文書管理規程」に基づき廃棄されています。今後、このようなことが行われないよう提言をさせていただきました。
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翌々日から常任委員会が始まります。10日が総務、11日が文教福祉、14日が環境都市です。