パブリックコメント 渋沢丘陵利活用方針案
早々ですが
寒さがややきつくなり、寝床から出るのがついつい億劫になってきました。おはようございます。
渋沢丘陵の利活用に関する「コメント」が出来上りましたので、ご報告します。
☆ダイジェストな問題提起
(1) 渋沢丘陵固有の自然と丘陵周辺に切ってもきれない自然と、丘陵にまつわる文化人、丘陵文化を追加させていただきました。
(2) 今回の「ヒアリング調査」を透明性ある「パブリックヒアリング」にしてはという問題提起をさせていただきました。
俗に言われている「根回し」ではなく、公開の聞き取りです。
(3) この方針案には本市の財政計画(裏付け)や公共施設再配置計画とのすり合わせが見られません。これらは基本方針の基盤にもなりますので、明確に示していただきたいと思います。
(4) 渋沢丘陵のSWOT分析に様々な問題がありそうです。一般論としての「脅威」と、並行して丘陵固有の「脅威」にも目を向けていくべきではないかと思います。
(5) 「ウェルネスな日常の創造」というキャッチコピー、英語にした動機と渋沢丘陵の利活用との繋がりがよく理解できません。誰でも分かりやすい日本語でも良かったのではないかと思います。
昨今、外国語が当たり前のように混在して使用されています。丘陵にある日本独特の原風景が、ぶち壊しにならなければと心配です。
(6) 提案されている「5つの基本的な方針」を推進するための「実現可能な4つの基本戦略」を立案させていただきました。
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この地域周辺にまつわる本市の「構想」では、大変失礼ながら、かつて2度にわたって、ある意味、「失敗」を重ねてきました。
直近では震生湖周辺整備計画、昭和62年5月に策定された「秦野市21世紀産業プランBRAINHILL~柿の木原構想」です。
いずれも現在、その総括が市民には示されず、どうも企画倒れに終わっているようです。
その大きな共通点は、パブリックヒアンリングがまとめられていないこと、合意形成の段階で頓挫していることです。
今回の方針案は9か年計画です。短兵急に結論を急ぎすぎることなく、将来のためにも3度と同じような轍を踏まないことを願うばかりです。
議会の立場からもシッカリ、応援して参りたいと思います。



