医療費亡国論~「第5波は災害レベル、自然災害として」尾身会長 | 地方政治の未来を創る 秦野市議会議員  古木勝久

医療費亡国論~「第5波は災害レベル、自然災害として」尾身会長

避難所型の大型臨時病床を

 


 

おはようございます。第5波に入ってから、気のせいか、NHKニュースは「ニュースウォッチ9」をはじめ、スイッチが入ったように、市民に危機感だけを煽るような傾向がうかがえます。

 

何となく、アナウンサーに叱られているような気分になり落ち込んでしまいました。

 

貴方の行動によって、「このままでは医療体制は崩壊します」「救うべき命が救えなくなります」「不要不急の外出は止めてください! 買い物も4回を1回に!!」

 

何故、私が𠮟られなきゃいけないのかと戸惑いつつ、いつの間にか催眠術にかかったように、日頃の行動というより、息をすること自体に、たとえようのない罪悪感を覚えてしまいました。

 

政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長も「この第5波を災害レベルとして受け止めていただきたい。災害医療として考えるべき」と悲痛な思いで語っていらっしゃいました。

 

もし、そうだとしたら、取り残されている自宅療養者は、今後、どうなるのでしょうか。誰一人取り残して良いはずがありません。これこそSDGsではないでしょうか。

 

国や首長は専門家の言葉に耳を傾け、思い切った政策を立て、対策を講じていって欲しいと思います。

 

SDGsを実践~誰一人取り残さない福井県
福井県の記事を引用させていただきました。またイギリスなどでは今春、ロンドン五輪の会場でも使われた「エクセル展覧会センター」に4000床を設けて危機を免れた成果をあげているとのことです。

 

今も目に浮かびます。新型コロナの震源地とされる中国・武漢では、1000床分の緊急用の専用病院を10日間の突貫工事でこしらえ、陽性者をすべて隔離して感染を封じ込めたとの報道がありました。

 

他にも海外では、病院に行く前の災害型の「一時(いっとき)避難所」として対応をしている国があるようです。

 

しかし、やればできることを“先進国”の首都・東京の小池知事は、やろうとするお気持ちもないようです。また東京都に隣接し、感染拡大が収まらない横浜市や川崎市を有する神奈川県の黒岩知事の頭の片隅にもないようです。普段、SDGsを口にされている知事です。不思議でなりません。

 

一つの病院の頑張りには、もう限界があります。国や都道府県の首長さんは、「この夏、うちに来ないでください」「湘南の海に来ないでください」ではなく、今の医療体制のことを深刻に受け止めていただきたいです。声を発せられない自宅療養者にも目を向けていただきたいと思います。

 

昨年、自粛の中でギター片手に星野源さんが(^^♪うちで踊ろう”の画像をSNSで流されました。

 

また、この動画に合わせ、安倍総理も東京・富ケ谷の自宅でくつろぐ様子を首相官邸のインスタグラムや自身のTwitterなどに投稿されていらっしゃいました。

 

一向に光が見えない時です。引きこもり自粛で、”(^^♪うちで治そう”ではシャレにもなりません。

◆日刊ゲンダイDIGITAL 8/7(土) 14:15

https://news.yahoo.co.jp/articles/0ba2e3a0339e812a7b56b248fad66accbf23bcb5