鮎の姿が~金目川
氾濫の痕跡
こんにちは 九州各地で大雨、冠水情報が伝えられています。今後の雨の降り方が心配です。
今朝は市内本町地区の方々のご案内で、金目川の天王下橋から下流の弘法橋に入りました。
先般、7月3日には金目川の氾濫で、流域の住民を対象に「緊急安全確保」が出されましたが、ここは今回の豪雨では被害はありませんでした。
しかし、昨年の7月豪雨では、この地域は住宅への影響はありませんでしたが、川沿いの水路が逆流し、一部の田圃などに越水の被害がありました。改めて現場を確認させていただきました。面積的には範囲が限定されますが、構造上の問題など、大変勉強になりました。
金目川の鮎
堰堤では、水しぶきの中に、無数の魚影を発見しました。
地元の方は口をそろえて
「堰堤は以前より低くなっているけれど、まだまだ高いし、せめて魚道があれば、昔みたいに鮎だけじゃなくて、ほかの魚も戻ってくるだろうけどね。」
何匹の鮎がここを越えられるのか、しばらく観察をしました。やや”壁が高そうです。これからの季節は水位が下がり、彼らにとっては、もっと過酷な現場になっていくんでしょうね。
謎解きのような話です。 何故、ここだけ、川幅を狭くさせている理由は・・・。
(上)本流から逆流し、越水した水路 (下)上流50m先、部分的に川幅が狭くなっています。昨年、この上の本流から水路に越水しました。
堰堤を懸命に登ろうとしている鮎。 かろうじて被写体になっていただきました。



