勉強会~秦野市伊勢原市消防指令業務共同運用基本構想案 | 地方政治の未来を創る 秦野市議会議員  古木勝久

勉強会~秦野市伊勢原市消防指令業務共同運用基本構想案

百聞は一見に如かず


今日は、大変お忙しい中、無理を申し上げて秦野市消防本部・消防指令センターを視察させていただきました。ありがとうございました。

 

今年度中には秦野市と隣市の伊勢原市による協議会を立ち上げ、2021年度から共同消防指令センターの整備、そして2025年度の運用開始を目指していくとのことです。

 

両市の協議会連携によって、消防・救命力の強化や行財政上の効果に繋がっていくことになればと、大いに期待したいと思います。

 

既に市民の皆さんには「広報はだの」等でお知らせしていますが、今月22日を期限にパブリックコメントが始まっています。

 

パブリックコメント業務共同運用基本構想案
https://www.city.hadano.kanagawa.jp/www/contents/1544578573775/index.html

 

様々な連携の行政運営

連携には様々なスタイルがありますが、本市には従来、一部事務組合、広域連合などがあります。

 

秦野市が既に取り組んでいる広域行政、広域連携

https://www.city.hadano.kanagawa.jp/www/contents/1001000003514/index.html

 

協議会連携の仕組み

業務を共同で執行していく協議会は初めてだと思います。協議会の設置の元になる地方自治法第252条の全文を要約しますと。

 

「普通地方公共団体は、事務の一部を共同して管理・執行するため、協議により規約を定めて協議会を設けることができる。規約の協議について関係地方公共団体の議会の議決を要する。」とあります。

 

上記は総務省ホームページから引用した参考資料です。

 

気になるのが、規約等に盛られる協議会の役割と機能です。つまり、地方自治体の本旨である単独自治体の自主的な権限がどうなっていくのか。両市長や両議会の立ち位置、予算編成および予算執行に関するチェック機能がどのように変化していくのか、今後の課題になっていくのではないかと思います。次の展開に注目していきたいと思います。

支援情報表示板

秦野市消防本部     人命と財産を守る心臓部         指令台・指揮台

 

参考 総務省編「自治体戦略2040構想研究会」~圏域マネジメントを読む

https://ameblo.jp/fullpowerkfofp/entry-12501847853.html