消えた行政計画 | 地方政治の未来を創る 秦野市議会議員  古木勝久

消えた行政計画

びっくりぽんの”公園再生構想”



おはようございます。 わが家から歩いて10分程度のところにある秦野市立たての台西公園です。


今朝、立野台3丁目を中心に議会報告をポスティングしました。


9月~10月にかけて開催された第3回定例会の一般質問「公園整備について」に関して、公園のお近くにお住いの方から質問をいただきました。


本市は平成19年度に「秦野市公園再生構想と手引書」を約245万円をかけて民間委託(丸投げ)して作成しましたが、市民はじめ庁内調整もせず、現状ではお蔵入りになっています。


一般質問では、行政計画のあり方を課題として質問しました。


計画の作成の仕方、作成前の準備段階に問題があったという答弁でした。ムダな計画の作成ではなかったのかと思います。


前後してしまいましたが、市民の方から

「こうした事例は他にもあるのではないか」という質問でした。


おっしゃるとおりです。


震生湖周辺整備計画は、1千万円以上をかけて民間委託して作成しています。


成果物としての「計画書」は、いまだ公開されていません。


仮に行政計画が、何かの原因で使用価値を失ったとしても、市民に公開し検証結果をお知らせすべきです。


どうも他にも「お蔵入りになっている行政計画」、まだまだ、ありそうです。


現在、秦野市では来年度から平成32年度の総合計画の後期基本計画素案が出されています。来年1月には、素案から案にまとめられて、パプリックコメントが始まります。


より良い基本計画にまとめていくため、市民をはじめ行政と議会が切磋琢磨していかなければならないと考えています。


今日は午後から文化会館で「交通・防犯のつどい」が開催されます。総務常任委員長としてお招きを受けています。