あべこべじゃない?! | 地方政治の未来を創る 秦野市議会議員  古木勝久

あべこべじゃない?!

明日、市議会開会ですが

今日の「安保法案」の採決に賛成した政党の幹事長のコメントが、何とも印象的でした。


「議会を力で止めようとする行為は許せない。(中略)議会のルールに則るべきである」云々。


採決前の瞬間

私がテレビで見ていた限りでは、委員長席に戻った鴻池議員に、民主党の福山議員が、何か説明を求めようとしたところでした。


そこに「屈強」の自民党を中心とする議員諸氏が、委員長席前になだれ込んで、委員長を取り囲みました。


小柄な鴻池委員長の姿が見えなくなり、声も聞こえなくなりました。


何を採決したのか、おそらく議場にいる方々にも委員長の声が届かず、何が何だか、分からなかったのではないでしょうか。


安保法案特別委員会が設置され4か月を過ぎましたが、この法案は本質的には審議を尽くされずにきたのではないでしょうか。


世論調査でも、圧倒的多数の国民が、しっかりとした健全な「審議」を求めてきました。


議事進行を妨げたのは誰?


あべこべじゃない?! そんな思いがしました。


直近に開催された中央公聴会、地方公聴会でも、識者や市民から「議事の慎重審議」というコメントが寄せられています。


さて本市の市議会の会期は、明日から10月21日までです。

市議会改選後、初めての議会定例会です。


9月は決算特別委員会があります。新しい人事(議長・常任委員会等)、一般質問等、詳細は決定次第、ご報告します。