市政懇談会~南地区~ | 地方政治の未来を創る 秦野市議会議員  古木勝久

市政懇談会~南地区~

南公民館にて

こんばんは  

アップが遅れてしまいましたが・・・。


今日午後2時から、市と南地区まちづくり協議会共催の市政懇談会が開催されました。


第一部 総合計画後期基本計画素案について


市民の方からのご意見

「後期の基本計画に向けて、前期計画でできたこと、できなかったこと、そのへんは整理されているのか」


非常に重要な指摘です。行政側から「8月のパブリックコメントで対応をしていく」とのことでしたが、ん~ん この辺はパブリックコメント前に知りたい点でしょうか。


地域の課題について


震生湖の周辺整備、秦野駅南口前広場、都市計画道路秦野駅連絡線・尾尻諏訪原線について、あらかじめ提出されていた質問に行政側が答弁をしました。


第二部 市政全般について


少し気になる市長のご答弁がありました。


市民の方から

「秦野駅南口にある彫刻で、市民の方がつまずいてケガをしたケースを4件も聞いている。あの彫刻は危険である。安全のためにどこかに移動して欲しいがどうか」という内容でした。


市長のご答弁

「街の中に彫刻を設置した、当時の市役所と著作者との関係があり、簡単に移動することは困難である」

こんなご答弁でした。


ん~ん 悩ましい話です。


著作者の関係とはどういうことか、少し調べてみる必要性はあると思います。


しかし

市民の身体の安心・安全を守ることと、芸術家の著作の権利もしくは文化享受権を比較すべきものかどうか、非常に疑問です。


時間が限られたところでの議論でした。


昨今、駅前のスペースが狭いために、混雑ぶりや公共交通と普通車の接触の危険性等が指摘されています。


時代の変遷の中で、ここはじっくり、しかも早急に一つひとつ議論をすべき課題だと思いました。


古来、駅や停車場には使命がありました。人が安全に行き交うことができる”交差点”です。


本市の場合、全てではありませんが、 風情を醸し出しているつもりの庭園だったり、秦野、地域に由来のない、抽象の現代彫刻が並んでいます。


時代がどのように変わろうが、”人が安全に行き交う場所”であること、この考え方は変えてはならないと思います。


古谷市長には、この基本形を”かたくな”に守って欲しいものです。