震生湖周辺整備計画が動き出しました
「震生湖の観光振興に関する意見交換会」が、今夜7時から市役所講堂で開催されました。
地元の南地区自治会、まちづくり委員会のメンバー30名が集まりました。私もオブザバーという立場で出席しました。
昨年の南地区市政懇談会で提言された市民の皆さんの”声”が、ようやく結実しました。
私も昨年の12月議会で、地元の方々と行政とが意見交換できる場を作るべきと提言し、後押しをさせていただきました。
今回の意見交換会では、実に忌憚なく、様々なご意見やご要望が出ました。
中でも一番多かったのが、道路に面している駐車場周辺のトイレの設置要望でした。確かに、頷けました。早急に取り組んでいただきたいと思います。
観光振興という視点では
震生湖周辺の悪臭の問題が指摘されました。
また関東大震災で生まれて92年、湖の原点を見直し、観光振興なり里山保全なり、資源を活かした取り組みをして欲しいという声が印象的でした。
私も共感しました。観光振興をまず指摘される方々が多い中で、その前に、何故、先人が「震生湖」と命名したのか。
ここが一番の肝心要だと思います。原点を忘れてはいけません。
また、近隣にある今泉堆肥センターの臭気の問題も同じです。
目をそらしてはなりません。観光行政として、真剣に、市民の声に耳を傾けるべきだと思います。行政の統一性、継続性が問われています。
このことを私は、議会でも言い続けてきました。
震生湖整備計画が行政主導で進められて、17年が過ぎました。住民要望が先か? 行政計画が先か? という問題ではなく、
お互いに意見を聞き合う関係でしょうか。
今日の参加者からは、行政のやる気のなさを指弾する声も聞かれました。
どちらにせよ、私は今夜の意見交換会は、大きな前進だと思いました。顔の見える関係を作ることが第一歩でしょうか。注目していきたいと思います。
ただ、少し気になることがありました。
本日の会議の意識づけということでは、事務局が主導していましたが、どういうメンバーに呼びかけたのか詳細な報告がありませんでした。
また、会議の目的、今後の取り組み方などの説明が全くありませんでした。将来のことが気になるだけに、このへんはしっかり仕切っていただきたいと思います。
