今年、最後の駅頭立ち
朝陽が神奈中ホテルに隠れていますが、幻想的な朝焼けでした。
肉眼で見る実像と、カメラで再現された映像とは、かなりの落差が出てしまいました。
今朝のチョッと立ち話
定住化促進のために、築38年(1976年度完成)の日産車体社員用住宅と駐車場等を約3億円で購入することが決定されました。
この件について、市民の方から苦言を呈されました。首都圏の不動産会社に勤務される方でした。
この物件、6階建て住宅で、延べ床面積一戸約40㎡が60戸です。住宅以外の面積は約2千2百㎡です。
今後予想されるリフォーム・耐震化や敷地周辺整備事業では、
この不動産購入価格以上の予算を必要としているようです。
秦野市内には、現在、空き家が約2千軒あると言われています。
「定住化促進政策で進めているとしたら愚策だ。業界としては積極的に手を出せるような物件ではない。また、民業圧迫になるかもしれない。そもそも役所内に定住化を促進する戦略があって、しっかりとした住宅政策の専門家がいるのか疑問だ。住宅があれば人が住むというものではない」という、厳しいご指摘を受けました。
的を射たご意見だと思いました。
12月の今定例会において市長提出議案として、賛成多数で可決されました。議会の責任は重たいです。
高い買い物にしないためにも、今後の取り組みにかかってきます。まさに正念場です。幅広く民間の知恵を借りて、専門性の高い連携も視野に入れ取り組んでいくべきではないかと思います。

