太陽光発電&鳥獣対策研修に参加して
大山丹沢山系鳥獣等問題市町村議員連絡協議会の研修会に参加しました。
研修テーマは、愛川町半原にある、神奈川県企業庁が運営する「愛川ソーラーパーク”さんてらすTOBISHIMA”」と、愛川町が支援している広域獣害防止のための電気柵・簡易電気柵を見学しました。
ソーラーは7902枚のパネル、188万KWH、約2メガの太陽光発電です。約600世帯の電気を賄うことができるそうです。
また愛川ソーラーパークの周囲にある電気柵を見学させていただきました。
対策とは”足し算”だそうです。何でもできることは実施するということです。現在は電気柵での追い払い、罠による捕獲、駆除を中心に行っているということです。
様々な工夫を凝らして農業や地域の生活を守っていかなければ鳥獣は増える一方です。
電気柵は約10センチ間隔でラインが施されています。
柵の規模によって異なりますが、約3000V~8000Vの電流が流れ、鳥獣の追い払いをします。かなりの効果だそうです。
エネルギーは太陽光発電です。電気柵設置費用には町から補助金が出ています。
鳥獣対策は、本市でも農業を守る上で死活問題です。
ここ数年、イノシシ、ハクビシン、シカの被害は横ばいとは言え、これらの「絶好の隠れ家、餌場」になっている荒廃農地や竹林の整備は急務です。
今日は、太陽光発電と鳥獣対策事業を同時に視察しましたが、周辺には宮ケ瀬湖、相模湖、津久井湖など、神奈川の水がめが集中しています。
地域活性化の原動力、限りない次世代へのエネルギーを感じました。



