決算特別委員会 その② | 地方政治の未来を創る 秦野市議会議員  古木勝久

決算特別委員会 その②

民生費~衛生費

16日は、福祉分野の民生費から保健衛生分野の衛生費の7項目について質疑を行いました。
民生費
(4)民生委員児童委員協議会への支援について
昨年4月から民生委員児童委員協議会の事務局の移管したメリットや成果を質問しました。現在、4地区6名が欠員です。一日も早く、定員を確保できるよう支援していくべきだと要望しました。


(5)生活保護の組織体制について
生活保護からの脱却をめざすための組織体制の強化。社会福祉法に基づくケースワーカーの定員は、80世帯あたり1名です。
現在、本市では、生活保護世帯103世帯に対して1名のケースワーカーが携わっています。不況、不安定な時代だからこそ、

法令の事務手続きに追われるだけでなく、寄り添い、しっかりケースワークできる組織体制にすべきだと強く要望しました。


(6)こども相談事業について
本市のこども相談は、虐待を含めて、年々増加の一途の相談件数、専門性を並行して体制の強化を指摘しました。


(7)子ども子育て新制度の概要について
来年4月から幼稚園、保育園等の新制度がスタートします。施設や保護者へのしっかりとした説明会等の開催。公正・公平の観点で保育点数の設定、待機児童の定義の拡大等を要望しました。


(8)表丹沢野外活動センタープレーパーク等について
プレーパーク名を使用するならば、その定義である、子どもの居場所確保、創造的な遊び場としての機能など含めた構想を取り込むべきであり、単に名前だけを借用することのないよう進めていくよう要望をしました。

衛生費
(9)食育基本計画について 
成果・目標値について現在値を確認しました。「はだの食育通信」の増刷を要求。国の動向でなく、地域に合わせた本市の状況に合わせた取り組みをすべきだと主張しました。特に食育の公の役割を果たすために、中学校給食への取り組みを強く要望しました。


(10)市の花 カワラナデシコ普及について
平成24年度予算特別委員会で「市の花・カワラナデシコ」の復活の提案をしましたが、順調に進んでいるようです。地区ごとの計画的な栽培が進んでいます。


本日17日には、農林費、商工費、土木費、消防費について審査が行われましたので、引き続き、次ページのブログで紹介させていただきます。