ある県議会議員の涙
道化、それとも本気?
朝5時半からの駅頭立ち 議会報告NO.11を配布しました。
秦野駅北口での立ち話です。
やはり平成25年度の領収書のない日帰り出張を195回繰り返し、前代未聞の号泣会見を開いた兵庫県議会議員のことに話が集中しました。
この話題で、地方議員は一蓮托生ではありませんが、多くの真面目に政治活動をしている議員は、歯がゆい思いでいるのではないでしょうか。
今回の事件で、少しばかり気になることがあります。
一般論として政務活動費は月額割の支給です。
旅費も同様です。県議会事務局が、領収書もない資料もない請求に対して、月々支給したこと、不自然に思います。
旅費だけでなく、他にもある可能性があります。
仮に、これまでの経緯について説明責任が果たせないとしたら、結果的には県議会事務局も加担をしていたのではないかと思います。
それとも馴れ合っていたのでしょうか?
本市の場合、月額1人3万5千円が支給されます。
勿論、毎月の報酬に加算されているわけではなく、発生主義で領収書を会派ごとでまとめて請求し、議会事務局がチェックをします。
また合理的な請求理由がなければ当然却下されます。私の場合、議会の規定に基づいて、①地域情報の収集のための地方紙購入②行政研究のための書籍購入③地域紙掲載(会派の政治活動報告)④会派研修会にかかる経費を請求しています。
なお、私のホームページ管理費や議会終了後毎回、地域・駅頭で配布している「議会報告」の印刷代、また電話・携帯代は、政務活動費の規定がありませんから請求できません。また市民からの相談のための移動、政務調査のための視察などにかかる車両関係費(ガソリン代)などは一切請求をしていません。
なおガソリン代については支給規定がありますが、私の場合、現状では、公私の区分が複雑になるため請求をしていません。
1人分の1年間の政務活動費は42万円ですが、年度末に残金が出た場合は、会派ごとに市役所会計に戻入しています。
いずれにしても”瓜田に靴を履かず”として戒めていかないといけません。