吉報! PPS | 地方政治の未来を創る 秦野市議会議員  古木勝久

吉報! PPS

本市公共施設のPPS導入

PPS【 Power Producer and Supplier=特定規模電気事業者 】による電力入札が行われ、本市の電力購入業者が決定したことが4月15日、教育委員会等から公表されました。

本市小中学校22校、公民館11館、文化会館、本庁舎等(既に平成24年度から継続)の平成26年7月1日~平成27年6月30日(1年間)の落札価格は下記のとおりです。


小中学校 落札業者 (株)F-Power削減見込 10,032,626円 

公民館   落札業者 エネサーブ(株) 削減見込  4,529,708円

文化会館 落札業者 エネサーブ(株)削減見込  3,377,275円

本庁舎等 落札業者 (株)F-Power削減見込   842,724円

いずれも税抜き表示。合計削減見込は18,782,333円です。


*小中学校、公民館、文化会館は各6社が、本庁舎等は4社がそれぞれ入札に参加しました。


平成23年12月第4回一般質問から2年4か月で、ようやく「PPS電力」の導入にこぎつけました。これまで入札参加者の不調等で担当者の御苦労も大変だったと思います。

PPSについては、平成23年12月一般質問を皮切りに、同24年3月代表質問(初めての代表質問で緊張しました)、同24年9月決算特別委員会、同25年9月決算特別委員会で質問をしました。

平成24年頃から他市のPPS導入の新聞記事や他市の行政担当者のアドバイスが後押しをしてくれました。

エネルギー問題は、再生可能エネルギーと共に、これからの自治体の想像的テーマです。

次は、昨年2月にオープンした、ゴミ処理施設・はだのクリーンセンターの発電に伴う売電も入札対象に入れるべきだと思います。

現在の発電電力は約2,430万KWh、売電約2億4千万円です。

現行では3年契約ですから、2年後は売電入札を視野に検討していくべきだと思います。

おおいに期待できるのではないかと思います。