議員報酬削減案? | 地方政治の未来を創る 秦野市議会議員  古木勝久

議員報酬削減案?

何故、今、議員報酬削減案なのか?


秦野市議会は22日に閉会されます。平成25年度予算の審議の中で、様々な問題がクローズアップされました。


道路拡幅のための地権者への保証問題、簡素で効率的な組織執行体制の実現を求める決議をめぐる問題=副市長二人制問題、放射線・放射能への危機管理体制、なでしこ会館貸館閉鎖などです。


ここにきて急浮上したのが、議員報酬問題です。

始まりは昨年の12月です。議提議案「効率的な組織体制の実現を求める」が決議されるや否や、12月12日の議会活性化特別委員会で、一つの会派から突如として,最優先課題として「議員報酬削減」を議論しようと発意されました。

さらに今年、3月9日に突然と、タウンニュースに「5%議員報酬を削減か」という記事が報道されました。


議会基本条例に基づき議会活性化特別委員会で粛々と審議していこうと合意された矢先です。


タウンニュースを見られた方が、「タウンニュースの記事を見た。パフォ―マンス、人気取りの議会だな。この狙いは議会での可否より場外で受ければいい。そんな狙いがあるんじゃないの」と仰っていました。

全く、同感です。議員報酬については、議会活性化特別委員会で順次進めていくとしていますが、いつやるかどうかどいうことでなく、議会基本条例の手順を踏んでやるべきだと考えています。

また、今後の動静、市民の皆様の思いや社会情勢などを考え、議会活性化特別委員会の枠を越えて、主体的に決断する時も視野に入れていかなければなりません。
決して前のめりすることなく、取り繕っていくような削減であってはなりません。