伊勢原市もPPS | 地方政治の未来を創る 秦野市議会議員  古木勝久

伊勢原市もPPS

PPS導入で、年間約1千万円の節約!


今朝の朝日新聞・さがみ野版に伊勢原のPPS導入の記事がありました。


記事によると4月から1年間、本庁舎、市民文化会館、図書館などが集まる行政センターと市立小中学校全14校で使用する電力調達をPPS(特定規模電気事業者)に切り替えると、発表しました。


入札では「F-Power」が落札、市は東京電力に比較して年間約1千万円の節約効果になると見込んでいます。


同日の神奈川新聞では、伊勢原市長の新年度予算編成、財政再建に向けて、ご苦労がにじみ出たコメントが紹介されていました。


「想像以上に厳しい現状が分かった」「1年かけて、さらなる削減に取り組む」と、方針を明らかにしました。


伊勢原市のホームページに目を向けてみました。

広告、いわゆる”有料バナー広告”が13件掲載されていました。

担当者にお聞きしました。出向いて行く営業ではなく、電話で協力をお願いしましたと、語っていました。


年間、トップページだけとして、単純計算ですと、1件13,500円×13件×12か月=2,106,000円(推計)です。

*市外業者は15,000円です。


大きな広告収入になっています。


参考までに、近隣市の今日現在のバナー広告の件数は、

厚木市13件、小田原市7件、海老名市10件、座間市5件、南足柄市8件です。


*ちなみに秦野市ホームページのバナー広告は、現在3件の掲載です。


PPSもバナー広告も節約の心と粘り強い厚い気持ちがあれば、できない理由を挙げるのでなく、前に進むはずです。


PPSは、市民の皆さんや議会からも提言をいただいたそうです。実現していくためには時間がかかったということですが、小さな努力が実を結んだものと思います。


伊勢原市、秦野市それぞれの自治体の違いはありますが、多くの学ぶべきものがあると感じました。