選挙報道 | 地方政治の未来を創る 秦野市議会議員  古木勝久

選挙報道

3年3か月の総決算、衆議院議員選挙


朝日新聞12月14日付け「自公300議席をうかがう」という一面トップの記事が踊っていました。

何に驚くかと言えば、12万人のサンプルです。

これが代表性を示しているかどうか? 


ラジオで街の人のインタビューが流れていました。

「今度の選挙はつまらないね。誰を選んでいいのか分からない。でも新聞では大勢は決まっているように伝えているしね」


新聞の世論調査への反応は様々でしょうが、ラジオのインタビューに現れた街の声になる可能性はあると思います。


世論調査を見て、それに歩調を合わせ同調しやすくなること、傾きやすくなること、流れやすくなるということは、以前、何かで聞いたことがあります。


小田原にお住いの恩師からも電話がかかってきました。


「もう、決まりかね。こんなもんかね。日本の将来、何か違う方向に向かっているのか。困るね。でも誰に入れていいか分からんから、今回の選挙はパスだよ・・・。」


勿論、私は恩師に「国民の権利として、投票に行きましょう」

って申し上げました。


FACEBOOKにも、こういう新聞社の世論調査の出し方に疑問を投げかける意見が多くありました。


熟議が必要な時代だからこそ、そもそも選挙に対して熟議をしなければならない時に、私はこういう野次馬的な選挙予想は慎むべきだと思います。


国民に熟議を呼びかけること、マスコミの責務だと思います。いつからこういう予想が出るようになったかは知りませんが、馬券・車券の購入意欲をそそる競馬や競輪ならいざ知らず、もう少し考えて問題を提起して欲しいものです。