第1回議会報告会 | 地方政治の未来を創る 秦野市議会議員  古木勝久

第1回議会報告会

秦野市議会史上初、記念すべき議会報告会


10日の午後2時から、秦野市商工会議所で秦野市議会として、議会報告会を開催しました。


およそ60名くらいの方々の参加でした。


この報告会は、昨年6月に制定された秦野市議会基本条例に基づき開催されたものです。


今回は、3つのテーマから

(1)議会基本条例の制定について

(2)議員定数削減について

(3)議会報告開催の経過について


(1)から(3)について基調報告が行われ

引き続いて市政一般に関する質疑、意見交換が行われました。市民の皆様から活発な意見が出されました。


いよいよ、秦野市議会は第一歩を踏み出しました。


テーマの中では、特に(2)の定数削減に集中しました。


「減らせば良いというものではない」という質問がありました。

「減らして、機能強化していくというのは矛盾している表現だ」

というご指摘を受けました。


今年の6月、懸案でありました秦野市議会議員定数が

2人減の24人になりました。

次回、平成27年の選挙から実施されます。


議会側として、昨今の財政状況も考慮してと答弁しました。


また、神奈川県内で下から8番目で、全国人口規模15万人以上、20万人未満53都市で少ない方から9番目に位置しており、全国的に見ても非常に少ないと答弁。


議員の数を増やして報酬を下げるべきとの声もありました。


議員報酬は、上記同様の全国53都市で下から6番目と答弁しました。


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第1回議会報告会<1日目>を終えて


議員定数の議論は、様々です。「削減せよ」いや「削減でなく増員して報酬を減らせ」などです。


削減の理由には財源の問題から議員の質の問題、これも様々です。いずれにしても、私は議員と議会の有効機能の問題だと考えています。


議会の質的機能の向上を上げるのが何よりも大切だと思いました。ここが最大の課題と思います。


求められていることは

議会の調査機能と

提言機能を高めることだと思います


これからの議会機能を高めるということは、執行機関のチェックだけでなく、調査機能と政策提言機能を高める、ここだと思います。


議会図書室機能、議会スタッフの充実と議会議員両輪で、議会の質的向上を図っていくことだと思います。


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第1回議会報告会の2日目は

11月14日(水)午後7時~ 保健福祉センター

私は報告者として議会報告会開催に至るまでの経過などを報告させていただきます。


始まったばかりの議会報告会です。

「開かれた議会」をめざすということ、とても大切です。


ただ市民の皆さんの前に出て説明責任を果たしていくこと、これはあくまでも手段です。最終目的は開かれた議会を目的化していくことではないです。


目的は議会が民意を反映して有効に、いかに機能していくか、ここが肝心なことだ思います。