障害者虐待予防講演会 | 地方政治の未来を創る 秦野市議会議員  古木勝久

障害者虐待予防講演会

10月1日、障害者虐待防止法が

施行されました。



     未来を語る



今日、秦野市保健福祉センターで開催された

「みんなで知ろう! 障害者虐待防止法」講演会に参加しました。


主催 秦野市 

秦野市障害者権利擁護センター・ライツはだの

総合福祉サポートセンターはだの


講師の和泉短期大学教授 鈴木敏彦氏から、法律の本旨から市町村の責務、障害者に対する虐待の禁止、障害者虐待の予防、早期発見など、約1時間かけてお話を聞きました。


これまでの児童虐待・DV、高齢者虐待についで、法整備されることになりました。


鈴木教授のお話では、本市は、法律はもとより他市に先駆けて、今年の5月にセンター窓口を設置し、画期的だと評価をしていました。


障害者虐待の類型として、身体的虐待、心理的虐待、性的虐待、経済的虐待、ネグレクトがあげられました。

これらの類型は、先行した児童虐待、高齢者虐待にほぼ類型化しているようです。


鈴木教授の「発覚しない虐待、権利侵害は”なかったこと”になってしまう。だから大切なのは早期発見です」という言葉が印象的でした。


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虐待は早期発見、しかしここで、私たちが陥りがちなことは、この問題は”犯人探しでないこと” このことをしっかり社会で考えていかなければならないと思います。


秦野市では、年間1000件以上の幼児・児童虐待相談を受けています。


若年母子のリスクの高い、虐待。いかに母子を支援していくかにかかっています。母子相談、療育相談、児童相談体制の福祉連携、一日も早い専門性の高い組織作りを望むところです。