陳情 【平23陳情第14号】
趣旨採択という現実
陳情内容
食品放射線測定器の購入と食品の放射線量測定及び測定値の公表を求める件
今日、「継続審査」だった陳情が再度、総務常任委員会で図られました。残念ながら陳情全面賛成の採択はされませんでした。
審査の結果、委員5人中3人の議員さんが趣旨採択という選択をされました。
つまり、陳情には反対でないが、趣旨は理解できたということです。
最近の放射能の食品汚染などの報道や議員一人ひとりの考え方の動向が注目されていただけに、非常に残念です。
1年間、この陳情に関連する案件は提出できません。
あとは執行部の考え方、姿勢に期待するしか、陳情の趣旨が叶えられないことになりました。
いずれにしても、私は、「早期発見・早期対応」という視点から「正しく知ること」が求められ、自主的な観測が必須だと考えています。
費用の面を考えて、県や外部機関を頼る選択枝もあるかもしれませんが、転ばぬ先の杖として、考えていくべきだと考えています。
先々のことを考えれば、将来のことを考え、緊急時の想定など決して、他力を期待していても埒はあきません。
このことが3.11以後、私たちに示してくれた教訓ではないでしょうか?