決算特別委員会
決算特別委員会 10月3日
農産物ブランド化推進事業
地産地消の一環ということで、農業フォーラムやヘルシー料理講座等で、ブランド化を推進していますが。効果がどうか? 印象として希薄な感じです。
平成16年度から始まったこの事業、一丁一石には行かないでしょうが、ブランド化の狙いや定義ははっきりしていません。
ブランドという響きはいいが、これこそ、農商連携を考えていくべきと思います。
地域ブランド等の育成
これまた具体的にどのような取り組みをしたのかやや疑問。商工会議所に委託して進めているですが、将来のことを踏まえて、丸投げするような方法はとっていないでしょうが、行政のコンセプト、イニシアチブを発揮して、秦野の歴史や文化に裏打ちされたような、取り組みをすべきと考えます。
10月4日
総合防災訓練と議会の位置
議会、議員の役割がはっきりしていない。特に地域防災計画には明記されていないということです。このことは市民の立場で、協力していくことが肝心とのことでした。
文化財保護行政の推進
文化財保護に要する予算の枠組みでは、およそ四千万円のうち、普及啓発費が、175,370円。実にアンバランスな組み立て方です。
文化財保護は、調査し情報公開(チラシやリーフ、展示告知等)の後が肝心だと思います。普及に重点を置かなければ、保護のための保護になってしまうでしょう。保護は目的ではありません。活用です。活用とは観光活用、地域活用、教育活用など様々です。活用があってこそ、文化財が私有財産から市民の共有財産になるのではないでしょうか。
このことは、これからも考えていきます。秦野は農業が基本の文化です。今、この農業が危うい存在になっています。だからこそ、今、このことに着目して文化財の保存を考えていかなければならないと思います。
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決算特別委員会は今日、10月4日が最終日でした。
予算の使われ方、費用対効果のチェックだけでなく、来年の予算をどう組み立てるかの試金石の決算特別委員会ですが、今後も、来年3月の予算委員会に向けてしっかり質疑をしていきます