<4月29日>
朝。無事6時起きに成功。くっそ眠いけどな。
コーヒー飲んでも風呂に入っても眠気が覚めなかったがなんとか二度寝は回避し、11時前に家を出発。
本日は地元の中学に行くのだ。
というのも、我が母校は小中一貫化による新校舎建設のために来月、現在の校舎の取り壊しが決定したためである。
「最後に中学校生活を過ごした校舎を目に焼きつけ、写真にも撮りたい」
そう思い、同じ中学の友人と2人で中学に向かったのである。
そして中学訪問。
ひたすら「懐かしい」の一言だった。
校舎内を歩いていくうちに様々な記憶が呼び覚まされていく。
身長が伸びたからか、なんだか全体的に校舎内が小さく感じた。
木目の床、昔ながらの黒板、水道、トイレ、我が母校はかなりのオンボロ校舎だったが、逆にそれが学校感を半端じゃないくらい放っていた。
通ってた頃はオンボロなのがひたすら嫌だったけれど、今こうしてみると味があるなぁとしみじみした。
自分のクラスの教室に入ったり、自分が座っていた席に座ってみたり、なんだが卒業ソングのPVのワンシーンを見ているようだった。そして同時に「もうこんなことする歳になったんだなぁ・・・」と実感した。
確かにここで3年間過ごしたんだなぁ、と改めて実感した。
最後に自分が3年の時のクラスの教室の黒板にメッセージを残し、中学を後にした。
あーこれみたら後輩たちはどんな反応するかなぁ・・・明日twitterで「卒業生 メッセージ」って検索すれば出てこないかな(笑)。
そしてついでに母校の小学校も訪問。
小学校は中学に隣接しており、正直小中一貫とかしなくても昔から小中一貫みたいなものだったのであるw
小学校はなんか、中学とは空気が違って、とにかく平和だった。
中学はテニスの大会があったけど小学校は誰もいなかったからかな・・・。
なんだが小学校の中だけ時間の流れが違うような、別世界に来たような感覚に陥った。
地元なのに、家から歩いて来れる場所なのに、しばらく忘れていた風景。
小学校、本当に楽しかったなぁ・・・。
なんだか、あまりに平和過ぎて定期的に通いたくなった(笑)。
でもこういう場所はやっぱり普段入れないからいいのかなぁ。
歳を重ねて、久々に訪れるからこそ色々なことを感じられるというか。
でもそれならば、この校舎がなくなってしまうことは余計に悲しい(中学校の新校舎完成後、小学校の校舎も建て直されることになっている)。
もうここに来ても二度と自分たちが6年間、3年間過ごした場所を感じることは出来ない。
校舎から見える地元の町並みも、校舎の独特の匂いも、共に学び、笑いあったあの教室も、汗を流してひたすら自由に駆け回った校庭も、全てがなくなってしまう。
多少の変化はあれどもいくつ歳を重ねても変わらない地元の街の中で、「学校」という子ども時代の大部分を占めていた空間がなくなってしまう(正確にはなくなる訳ではないが)ことは本当に悲しいなぁ。

母校の散策後は昼食をとるために一旦帰宅。
その後は17:30からのセミナーに向けて準備をし、出発。
早起きしたからかくっそ眠い。
セミナーは17:30開始で17:10開場。
私は余裕を持って17:00に到着。
あと10分くらいあるから適当にブラつこう。
そう思い会場のビルの一階部分を散策。
・・・・・・。
やけに静かだな。
スタバあるけど開いてないし、まず人の気配がしない。
「まぁ祝日だし当たり前か」
「祝日にセミナーだなんて主催側も大変だなぁ」
そう自己完結し、散策を続けるも5分ほど経過したところで異変に気付く。
「おかしい。就活生ですら一人もいない。」
俺が意識高過ぎるのか?
俺が一番乗り!?
いや、そんなはずはない、世の中上には上がいる。
というかそんなこと考える必要もないくらい誰もいない!!気配すらしない!!
これは一体・・・。
・・・・・・・。
!!!!!!!!!!
その瞬間、俺の頭をある予測がよぎった。
コナンがトリックを暴き、犯人を特定したときのあの効果音と同じ感じである。
「そうか、そういうことだったのか」
カバンからセミナーの入場券を取り出す。
「日付」を確認する。
・・・・・・・・・・・。
・・・・・・・。
・・・。
・。
明日や(^-^)
・・・・・。
日付間違えたーwww
嘘だろww
ちょっと待て日付間違えるとか生まれて初めてじゃないか!?
そんな考えを次から次へと脳内でめぐらしつつも冷静にビルを出て、目の前にあったベンチに座る。
「・・・・ふぅ」
一息つき、人がいないことを確認し、白目を自撮りして友人にLINEした。
都心の高層ビル群の片隅で一人スーツ姿で白目を自撮りする男。
明日も就活頑張ろう。
完。