大変革の時代の自己ブランディングの重要性⑨ 〜素の自分〜 | えぇじゃないか。。の五穀豊穣記

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本ブログでは生活の基盤である「食」を大きなコンセプトとし、
それに関連する歴史的背景や社会情勢など独自の視点を織り込み、
少しでも面白い記事が書ければと思います。

みなさん こんにちは。
少し間が開きましたが重要なテーマなので加筆することにしました。

「ブランディング」について語る人や、書かれた本はかなり溢れており、内容も様々ですが、世間の関心がある程度高いことは事実でしょう。
私もその重要性を訴える人間の一人ですが、私のスタンスとしては、「ビジネスに繋がる、繋がらないは別にして、元々個人にとっても大切な考え方、それがこれから更にクローズアップされていく」というものです。

私が考える自己ブランディングとは、「その人の持っている良さというものを最大限引き出すこと、その人のありのままの状態を表現し、他者から正しく認知されることによって結果的に他者と差別化していく」ということです。
つまりそもそもの前提として、私も含めてほとんどの人が自分で思っている自分像と他者から思われている自分像との間にともするとかなりの開きがあるということです。
もっと簡単に言うと人は多かれ少なかれ他者から誤解されて日々を生きており、いい誤解もあるかもしれませんが、ほとんどの場合誤解され続けるというのはいい結果を生みません。
よって、自己ブランディングの出発点は、

①自分を理解すること
②自分を正しく表現すること
③よい部分を伸ばしていくこと

単純化するとこの3つのプロセスに分かれます。
①は何十年も生きていればほとんどの人ができているはずです。
ある程度の年齢に達しているにも関わらず、いまいち自分がわからない、という人は自己分析ができていないというよりは、自分の現状を受け入れることに抵抗しているという状態の人の方が多いです。
3つのプロセスの中で一番ハードルが低くて、やると効果が大きいのは②の「自分自身を正しく表現すること」です。ただしここで「ハードルが低い」と言ったのは①の段階で自分自身の現状を受け入れているということが前提となります。人によってはここが一番難しいかもしれません。
この点の克服については少し説明が難しいのですが、例えば人前に出ると緊張する人やウェブ上で実名や顔写真を公開することを嫌う人たちは普通に存在します。私自身も元々そういったタイプの人間です。
この心理の根底には「他者と自分との比較」があり、「本来のあるがままの自分」とは別の「もう一人の自分」を無意識に作りあげようという行動が働いています。わざわざ自分を偽って生活を複雑にしてしまっている無意味さに気付くことができれば一気にキャラ設定がシンプルになり、素の自分に対して安心感を持つことができるようになります。

簡単に述べましたが、以上が自己ブランディングをする前提のメンタリティーです。
次回は②の「自分自身を正しく表現する」をもう一歩踏み込んで、なぜ正しく表現することが必要で、どのような表現方法が効果的なのか、というところを検証していきます。

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