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791.7cm

読了した本を積み上げ、どこまで行けるか挑戦中。

母親が廊下で、夜さんにガバッと抱きついて、

「可愛いね~可愛いね~」ってやってたんだけど。

その股の下で光る眼と、目が合ったwww




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プリンセス・トヨトミ (文春文庫)/文藝春秋
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万城目学著『プリンセス・トヨトミ』読了。


作者さんは『鴨川ホルモー』や『鹿男あをによし』で有名な方らしいが、私は初めて拝読。




内閣・国会・裁判所の三権から独立し、国家予算が正しく使われているか検査をする権限を持つ「会計検査院」。


その会計検査院が大阪に存在する「社団法人OJO」に検査に入ることとなり、


そこから大阪府民が400年間守ってきた秘密が明らかにされていく……というお話。




このお話に出てくる大阪の人たちはみんな、自分以外の何かのために損得勘定抜きで戦っていて、そこが好いと思った。


私の周りにいる愉快な大阪人だけを参考にして言うと、有り得なさそうで、有り得そうな話だと思う(笑)


設定が架空の街ではなく、かなり現実の大阪に添っているので、そこも読んでいて面白かった。


大好きな岡田くんが出演されているらしいので、映画版も観たい。

地域限定や期間限定に弱い飼い主だと、猫も限定モノに弱くなるんだろうか。

キャネットの数量限定沖縄編が夜さんに大好評だったので、第2段の東京編も買ってきた!




東京編は「月見丼」風で、ヨード卵が入っているらしい。

猫エサも、最近のは面白いね。


近頃の夜さんは、めっきりヒーターlove。



「朝晩は寒くなってきたニャね(=^. .^=)ミャー」


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密やかな結晶 (講談社文庫)/講談社
¥720
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460冊目、小川洋子著『密やかな結晶』読了。


次々に「消滅」が起こる島を舞台にした小説。


この小説における「消滅」とは、物体がなくなることではなく、そのものに対する記憶が失われていくこと。


例えばある朝「薔薇」が消滅したら、人々はそれを抵抗することなく静かに受け入れ、薔薇を見ても心を動かされることがなくなり、やがてその姿も思い出せなくなっていく。


一方、消滅したものの記憶を保持し続ける人々も存在し、そのような人々は、ナチスのユダヤ人迫害を思わせる秘密警察による「記憶狩り」の対象となる。


小説家である主人公は、編集者の男性を「記憶狩り」から守るために自宅に匿うも、やがて自らの肉体をも消滅し始めてしまう。


……というのが、簡単なあらすじ。




読了後にアマゾンの内容紹介を読んだら、「現代の完璧な消滅・気化への希み」を描いた作品だと書かれてあったので、私はこの小説を全く理解していないと思う。


それというのも、読んでいる間ずっと、私はこの本をホラーだと思っていたから。


小川さんが書かれる文章があまりに美しく、読み終わってしまうのがもったいないほどだったから、それによって幾分か中和されていたけれども……「消滅」が怖すぎて、とてもじゃないけど私は希めなかった。


読み終わった今では、冷静に考えてみると、解らないでもないんだけど。


脳味噌が作った世界で生きているのが人間だから、記憶がなくなれば過去に悩まされることもないし、ただただ「今」だけを生きていればいいんだから、楽だろうとは思う。


でも、楽だけど、楽しくはないだろうな。




余談。


日本が侵略されるとか、宇宙人が攻めてくるとか、そういう危機的な状況を想像すると、私は何故か昔から「英語を学ばなきゃ」と一番に思う(笑)


日本から亡命しなきゃいけなくなっても英語が話せれば別の国で不自由なく暮らせる可能性が高いし、世界規模の災害が起こったら重要な情報はまず英語でやりとりされるだろうから。


でも、この本を読んでからは、本当に必要なのはこの本の登場人物である「おじいさん」が持っているような能力かも、と思うようになった。


詰まった排水管をなおしたり、隠し部屋に換気扇を取り付けたり、ね。


457冊目、長野まゆみ著『サマー・キャンプ』読了。

近未来の東京湾岸が舞台。

人の顔を覚えられないABITAS-C1の生徒が大半を占める湾岸校に通う、主人公の温(ハル)。

夏休み前のある日、温はルビという少年から、フィジカルパートナーになって欲しいと頼まれる。

ルビは、無口な少年と、手癖の悪い少女という2つの人格を持っていた。

そして温は、実家の医院で行われている生殖医療について、驚愕の事実を知ることとなる。

……あらすじはこんな感じ。



このお話の登場人物たちが抱える問題について、現代の生殖医療のレベルで名前をつけることは出来ないのだろう。

性同一性障害っていうのとも違うし、クローン……っていうのとも違う。

この近未来のお話のなかで用いられている医療技術、そしてストーリー展開、どちらも複雑でついていくのすら大変だったけれど、

言っていることは凄くシンプルで、単純な気がした。

自分が何者であったとしても、誰かが認めてくれさえすれば、生きていけるということ。

切ないけれど、人類の未来に失望せずにいられる(希望を持てるっていうのは少し言い過ぎだと思うので微妙な表現だけど)良い話だと思った。

サマー・キャンプ (文春文庫)/文藝春秋

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