心屋塾マスターコースの最後の卒業試験に無事合格して
心屋塾マスターコース79期は全員一緒に
認定書をもらって卒業することができました~(≧▽≦)/ヤッター
~卒業に寄せて~
マスターコースに入ったばかりの時の私は
自分のことでいっぱいいっぱいで
他の人のことはどうでもいいと思っていました。
で、もめ事や攻撃は受けるのも見るのもごめんだと思っていたので
当たり障りなく目立たないように
深入りしないよう干渉されないように
やり過ごしたいとも思っていました。
今でこそ他人とのことで参っているのに
これ以上人間関係考えるなんて無理
今でこそ傷ついて崩れそうなのに
他人からの影響なんか1ミリも受けたくない
そんな自分が前半のマスターコースのワークで
どんどん自分と向き合っていくうちに
「嫌な事も問題も作り出しているのは自分だよ」って
何度も何度も手を変えワークを変え
証拠を突き付けられても
「そんなはずないっ」ってすごく強い抵抗があって
最初はなんとか、受け入れない、拒否する、が出来ていたんだけど
5月のワークを受けた時に初めて「自分だったんだ」って腑に落ちた↓
気付いちゃったら
知らなかったことにはできないから
芋づる式にあれもそうだったのか、これもそうゆうことかってな感じで
どんどん出てきて、それはそれですごく苦しかった。
続くとなんて自分は馬鹿だったんだってへこんだし
相手は悪くなかったのかって申し訳ない気持ちにもなった。
人のせいや環境のせい、はたまた世間のせいにしていた嫌な事が
すべて自分がそう思っていただけだと分かった。
でも、そう思ってしまったのには、その時に色んな理由があって
その時は仕方なかったんだって思えるようにもなってきた。
後半に入って、カウンセリングを学ぶうちに
根本的にはみんな同じ悩みなんだ~って
ワークで見せてもらって教えてもらって
みんな同じ、自分も同じ、
だから目の前の人は自分って言うんだなって思った。
このマスターコースの同期には、
本当に個性豊かなバラバラな人が集まって
ひとつだけじゃない、色んな自分を見せてもらうことができた。
前半のワークのおかげで周りの人は悪くないことが
どうゆうことなのかがようやく分かって
人と関わる怖さが少しずつなくなっていったおかげで
それに気づかせてくれた同期の仲間にすごく感謝をもつようになった。
同じ目的で同じ時間を共有している仲間に親近感も湧くようになった。
自分で作った人との大きな壁を30年近く経って
やっと超えられたような感じだった。
(あ!あのワークでさやちゃんが一緒に超えてくれたんだ!オモシロかったなぁ)
そうしたら、自分から仲間と関わろうとし始めていた
そうしたら、自分から人間関係のもめ事に入っていってた
そうしたら、人と関わることがだんだん好きになっていた
もめ事なんて1ミリもごめんだと思っていた自分が
もめ事起こってもいい、それさえも自分を知ることになる
すごくいい経験になるって思えたんだ
もちろん怒りや悲しみ、嫌な気持ちも伴うけど。
卒業1ヶ月前になって、
戦渦が起こって
逃げる人、戦う人、隠れる人、野次馬する人、色んな人がいた
なずさんのアドバイスも少し借りながら
最後は自分達でまるっと収めることができたと思う
ちゃんとそれぞれがそれぞれの場所でそれぞれの役割で
それぞれがしたい体験をしたと思う
最初は誰が悪いとか悪くないとかで判断しそうにもなったけど
よくよく考えてそれぞれの立場で見ていったら
逃げる人、戦う人、隠れる人、野次馬する人etc
どの人も必要だったんだと思うし
どの人も悪くないんだなって思った
そしてやっぱりいい体験をしたな~って思う
最後に。
カウンセラーというのは、
自分の問題をすべて解決できてから
人のことについてやれるものだと思っていました。
でも、ひとつワークをして1つ気付いたり、解決したりしても
次の日には違う課題がでてきたり
数日後には同じような問題がでてきたりしました。
それを何ヶ月も繰り返しているうちに
この1つ1つと向き合っていく過程は
ずーっとまだまだ続いていくのかもしれないな~と思いました。
オセロのようにひとつ分かったから
ひっくり返したら連動して
全部が白になる訳ではありませんでした。
私には40年以上にわたって
蓄積されてきた怒りや悲しみなどの
わだかまりがあります。
その数は一日1個だったとしても、14,600個以上。
何も問題ない日があったとしても
その時その時に解消されたものが半分あったとしても
7,000個以上持っているようなものだと思います。
それを一度に思い出すのは大変だし、
何日も考え続けないといけないし、
頭の記憶ではすべて思い出せないかもしれません。
でも、自分の心や体の中ではちゃんと覚えていると思います。
心や体の中に持ち続けていたくないから
何か物事が起こった時に
頭や言葉で記憶してないから
感情や感覚でよみがえってくるのかもしれません。
それが目の前の人が気づかせてくれるってことなのかもしれない。
なんか自分にとって嫌ことが起こった時が、
それに気づかせてくれる機会なんだろうね。
相手は自分で自分の中にあるものを見せてくれているということは
カウンセラーするということは自分を見ることでもあるんだと思う。
そして、対人関係がある限り一生続くことだから、
カウンセラーするということも一生続くことだと思う。
そうゆう意味では、どんどん人と関わるということは
どんどん自分を好きになることかもしれないね。
そんなことを私はずーっとしていきたいな〜と思います。
同期のみんな、本当に本当にありがとう。
なずさんをはじめ、アシスタントのみんなも本当にありがとう。
そして、これからもどうぞよろしくお願いします!
