お昼の再放送ドラマ枠で、
「想い出に変わるまで」を放送していたので、録画してまとめて観ました。
脚本:内舘牧子
キャスト:今井美樹、石田純一、松下由樹、財津和夫
20年くらい前のドラマだと思いますが、
今井美樹の婚約者である石田純一を、妹の松下由樹に奪われる愛憎劇は
当時の女性を震撼させました。
・・・・・・女の姉妹がいなくてほんとにヨカッタと思ったものです。
絶対にそんなもめごとには巻き込まれたくない。。。
当時観た時の感触とは、また違った感想を持ちました。
「純粋」と言えば聞こえはいいけれど、
「自分で納得できる自分になれるまで待ってほしい」と明確な理由なく結婚を延期してほしいと言い出す主人公の女。
当時は会社の役員の仲人が決まっていたり、結婚が出世を左右する時代。
今更何を言ってるの?というときに、
妹は自分の出番が到来と、
姉の婚約者に近づき「一回だけでいいから傷つけてほしい。想い出にするから」と体当たり。
姉の新居になるマンションから帰ってきた妹は「今、あのマンションで高原さんと愛し合ってきた」
と告げる・・。
そのあとは、
「絶対お姉ちゃんより私の方が高原さんを愛してる。私と結婚した方が絶対幸せにできる。私自信ある!」
「全部あなたに合わせる。結婚したらがんばって、尽くす」
「絶対別れない。愛してくれなくてもいい。お姉ちゃんとあってもいいから、絶対そばにいる」
と叫び倒す。
なんでそんな身勝手な女をすっぱり切れないんだろうと、思ったものですが
今となっては、男性からみても
大好きだけど自分との結婚を迷う女と、
一途に自分に向かって気持ちをぶつけてくる女の間で揺れてしまうのは仕方ないと思う。
あんなに自信満々に「私と結婚した方が、あなたにとって幸せ」「一生あなたに尽くす」と言われたら。。
一方、女性側は、結婚=寿退社で会社をやめなければならない時代。
ほんの少し揺れただけなのに、婚約者と仕事と家族を同時に失ってしまう。
自分たちだけではない家族や周りを巻き込んで、がんじがらめになってしまい気持ち通りに動けなくなっていく。
最後は「駆け落ち」してやり直す待ち合わせをしながらも、泣いて泣いて、結局妹に譲る覚悟をする。
当時は、もし家族内にそんな「悲劇」が起こってしまったら、二度と家族再生は出来ないと思ったのですが
どんなにつらい、死んでしまうかもしれないという思いをしても、
「想い出にかわるまで」というタイトル通り、
風化して、想い出になって笑って昔話が出来るようになるのかもしれないなぁ。
と思う今回の感想でした。