ゆいま〜るです
今日もお読みいただき
本当にありがとうございます!
自分史の過去の記事まとめ⇨
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からの続きです
二人目を妊娠した時、
すでに40歳手前・・・
働きながらの妊娠も
体力と根性がいるなぁと思いました。
長女のお世話をしながら、
仕事をしていると・・・
切迫流産と切迫早産を繰り返しました。
妊婦健診の日、
医師には
「順調ですね」
と言われたのに
その後に長女と買い物をして
夕飯を作り、
お風呂に入れると疲れ果て
翌日には、
仕事中に出血・・・・
産婦人科医からは止血薬が出され
切迫流産のたびに
休暇をとっては
自宅安静の繰り返し。
職場にも迷惑をかけているのに、
皆さん温かくて、
急きょ休ませていただき
数日ですぐに出血は止まるので、
入院するほどでもないらしく、
かといって仕事も無理できない。
「一体どうしたらいいんだろう」
と、悩みました。
信頼する上司からは
「何度も赤ちゃんが危険にさらされ、
今後、有給休暇も限りがあるから、
医師の診断を仰いで
安定するまでは
きちんと母子安静に休めないだろうか」
とご心配を頂き、
仕事に来る事自体、
危なかったので、
安静期間について医師に相談する事にしました。
それを医師に相談すると
「出血が止まれば今回も治っている。
流早産のリスクについては、
出産前までずっと付きまとうもの。
いつまで休めば安全かなど判断できない。
職場で対策を考えればいい事。」
と、
私の様に相談する妊婦が想定外なのか、
出産前までこのリスクは続くと言われ
愕然として泣くしかできませんでした。
妊娠は病気ではないと言うけれど、
子供を宿していて、
命が懸かっているのに
まだ生まれていない命は
どうしてこんなに存在感が薄いのか、、、
全責任を背負いこむ重圧感で
産婦人科恐怖症になりました。
もう、妊婦健診には行けません。
部屋の天井を見つめながら、
自分の年齢と体力を恨みました。
夫にも八つ当たりしました。
出血が治ってしまえば、
自宅安静の必要もない。
医師にそう言われては
仕事に行かなくては・・・。と思ってしまう。
私は生涯働き続けたい。
休んで迷惑かけている分、
取り返さなくては。
とも思い込んでしまう。
でも、
子供の命を引きずってまで
仕事に行く事に意味があるんだろうか。
それでも私は母親なのだろうか。
他に休む方法がなければ仕事を辞めよう。
私の決断が子供の命を左右する。
そうやって、
何度も葛藤しながら
手を尽くして、
それでもダメなら仕事を途中放棄しよう。
そう
夫婦で腹をくくりました。
そんな折、
地元のある産婦人科との出会いがあり、
そこの医師や助産師さんに事の経緯を伝えると
「大変な思いをしたんですね・・・」
と、
やっと命を一緒に
守ってもらえそうな病院と出会い、
かけてもらった言葉に安堵しました。
そして、すぐに転院して診察を受け、
その後にかなり出血した際には、
絶対安静が必要なレベルだと言われ
医師からは1ヶ月の診断書が出ました。
その診断書で仕事を休める期限は・・・
ちょうど私の誕生日の日まででした。
これ以上ないほどの最高のプレゼント。
「1ヶ月後には安定期。・・これで大丈夫。」
子供の命を守るお札のように感じました。
決断し、行動することこそ
自分の納得する未来を掴む第一歩。
あの時の自分の決断と、
支えてくださった方たちに対して
感謝の気持ちが溢れてきます。
今日もお読みいただきありがとうございます
次回に続きます
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