最近全体的に革の価格が上昇していますね。
「中国での重要が高まったから」「アメリカ人の健康志向で牛肉の消費量が減ったから」などいくつか理由を耳にしたりします。
(実際とあるレザーなどは数年の間にds135円からds175円まで値上がりしています)


それと関係があるのかはわかりませんが、ちょくちょく買っているグッドレザーさんで定番レザーとして出されていた馬革「タンニンホース」がちょっと前に廃番になるというメールが届きました。
「タンニンホース」は、私がレザクラを始めたころに二番目に買った一枚革で色合いや質もよく、値段も手頃だったのでコスパいいレザーだなと覚えていました。
(それに馬革って牛革に比べるとかなり流通量が少ないので複数色を常時置いていてくれるのは結構うれしかったりしたのですが・・・・・・)


理由は仕入れ状況が変わり、安定供給が出来なくなったからというものでしたが、もう手に入らなくなるのであれば今のうちに買っておくかということで予定にはありませんでしたが、最終製造分のキャメル色をなんとか確保しました。
私と同じようなことを考える方が多かったのか、在庫が更新された翌日に私が購入した段階で1.2mm厚はあと二枚しか残ってなかったので結構ギリギリでした。


翌日確認したら0.8mm厚しか残ってませんでしたし、現在は不人気色「カーキ」とチョコが1枚残っているだけです。
本当は紺色とかもいずれ買おうと思っていたのですが、購入の機会は来ませんでしたね。

とはいえ、キャメルが確保でした分だけでも満足するべきでしょう。
たぶん、あの品切れスピードなら買い逃した方もいたでしょうし・・・・・
というわけで本日ヤマトさんがわざわざ沖縄まで持ってきてくださったタンニンホースのキャメルがこれです!



きゃ・・・・める?
なんかこのパターンは前回もあったような気がしますが、これはあきらかにキャメルではなく、ブラウンでしょう。
しかも、色ムラもあります。いや、色むらは嫌いではないのですが・・・・
下は、販売ページの参考画像です。




所々に空いている穴はさておくとしても、なんか全然感じが違いますよね。




ちなみに私が最初に買った「タンニンホースキャメル」はこんな感じでした。

こっちはまぁ、写真うつりの違いとかで気にならなかったのですが、流石にここまで違うと気になるような・・・・


とはいえ、そんなことを言っても仕方ないですし、ロットによって違いがあるのもしょうがないので受け入れることにします。
思ってたのとは違いますが、ワイルドな雰囲気のレザーは嫌いじゃありません。

皆さんも同じ革でもロットによって結構違いがあるということはよく理解して購入しましょう。いうまでもなく、レザークラフト業界の常識なのかもしれませんが・・・・



エタる前に書いた内容は「漉きの必要性」っていうタイトルでした。
かなり懐かしいです。


まぁそれはさておき、あれから4ヶ月、ブログを更新しない間にも私の漉きの技術は向上しました。
いまや私はスーパースカイパーを使っておりません。
というかあれ、やっぱり使いにくかったです。
今はベルトバックル部の折り返しのところを漉く時にだけつかっています。
かなりガッツリと漉けるのでその点は便利です。
とはいえ、ちょっとした油断で銀面までやっちゃうので、普通の革に使うのは厳しいですね。


では、今何で漉いているのかというと・・・・・ラウンドナイフと革包丁です。
そういえば、あのときのブログでは包丁で漉けないということを書いたのですが、その理由がついに判明しました。
理由は・・・・私の技術不足!というわけではなく、包丁の研ぎが甘かったんですね。


たぶん、レザークラフトをやっている方は革包丁派とカッター派の二つの派閥(?)があるとおもうのですが、―たぶん経歴が長い人ほど革包丁の割合が増えていくのではと思っています―革包丁を使っている方は最低でも中砥石はもっていると思います。


私も今まで定番の刃の黒幕の♯2000を一つ持っていました。

革包丁を買うときに一緒に買ったのですが、金銭上の問題から中砥しか持ってなかったんですね。
そして、革包丁を買ったときに全然漉きに使えないじゃないか!とキレたのですが、その後も折角買ったので使い続けてました。
たぶん、私みたいな人は案外多いのかもしれません。


裁ちにも漉きにも使える聞いて買ったけど、漉きに使えないという罠。
そういう方は仕上げ砥を買いましょう。
というかたぶん中砥石だけで漉きに使うのは難しいんじゃないかな?
私自身無理でした。
36mmの革包丁で漉こうとしていたんですが、切れ味が悪いからなんでしょうかね。
食い込むだけで漉くことができない・・・・・

しかし、つい最近刃の黒幕♯8000を買ってからは違います。


そして、それを使って研いだところこの通り






たぶん、研ぎも漉きも技術的には甘いところがあると思いますが、今までまったく漉けなかったのにあっさりと刃が入っていき、漉けるようになりました。
まだまだ未熟ですが、スーパースカイパーよりは扱いやすいです。

ちなみに私のラウンドナイフだとこんな感じです。





革包丁に比べると食い込みやすい感じなので角度を間違えると銀面まであっさりと入っていきます。一気にやらずに少しずつ漉いていくのがいいのかもしれませんね。


本当は、ニッピの革漉き機とかが買えたらいいんですが、革漉き機ってまとなも奴は安くても15万円クラスですし、更に押さえとか諸々買うと20万近くなるんじゃないですかね。
レザクラ関係でそれなりに浪費している私といえども一気に20万は無理です。
ラウンドナイフと革包丁でチマチマとやっていくしかないんでしょうね。




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さて、前回までで切り出し、捻入れまで終わったので目打ちと縫いに入ります。

空いている穴にファスナーを合わせてゴム糊で固定、その後に縫い合わせます。
そして、カード入れを合わせてそれぞれ縫い付けます。




札入れの部分と小銭入れの外周にも穴を開けていきます。


それぞれ縫い合わせて外周を縫うとこんな感じになります。

 

反対側のカード入れも製作。


これで全パーツの完成です。あとは、外周を全部に目打ちを行い、縫い合わせていきます。
これが一番時間がかかるのですが・・・・





そして、完成したロングウォレットがこれです。


  




  

まぁ、出来としては70点といったところでしょうか?
私の低い技術力をいい道具といい革でカバーした感はありますが、中々上品に仕上がっているかと思います。(写りの悪さはどうしようもありません)

横から見るとすこし分厚いですが・・・・
細かいところを確認すると色々失敗もありますけど、自分で使う分には問題ないはず・・・・たぶん。
一日使ってみたので細かいところを見るとちょっと傷がありますが、ご勘弁ください。



ちなみに、レザークラフト フェニックスさんの方のブログにも掲載されています。
フェニックスさんでは販売した革で製作した作品写真を募集しているので試しに送ってみたら、その日の夕方には掲載されましたね。


なにはともあれ無事完成したのでちょっとホッとしました。
構造もそんなに複雑ではなかったのでできると思っていましたが、あくまで想像で型紙を作って、いきなり製作に入ったので完成しないという可能性も僅かながらにありましたし、私のミスで作り直しという場合もあったので、実用に耐えるものが完成してよかったです。


オイルのたっぷり入った、エイジングの早い革とのことで今の写真から半年後、1年後の色合いの変化が楽しみです。その時になったらもう一度写真をupしますね。


さて、次は父用に二つ折り挑戦・・・・する前にオーダーのクラッチバッグと手帳カバーを製作します。クラッチバッグは内縫いなので綺麗に裏返せるかすこし不安なのですが、構造的にはどちらも単純なので、まぁなんとかなるでしょう。

では、また



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