箱根で湯治 | 小田原暮らし

小田原暮らし

海と山の近い小田原から日々の暮らし綴り。

2024.12.20


めずらしく平日フリーなので

湯治へ行ってきました。

箱根が近いのって最高であります。

 

オープンと同時に、こちらの湯屋へ。

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土日はイモ洗い状態、、、

冬休みも近く、平日とはいえ金曜日。

人が多いのではないか・・・と

めちゃくちゃ警戒してしまいましたが、

とっても閑散としていました。

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源泉かけ流しのこの湯屋では、

ふんだんにお湯があふれてきます。

 

建築物もですが、

お風呂の作り方も、

緻密で丁寧でやさしい設計。

そして「本物」にこだわる姿勢に

毎度唸らされます。

 

また、この地域は

元は手つかずの山と川のあった場所。

いろいろな生き物が暮らす場所でした。

 

河原には下りられないようにしてあり、

なるべく自然をそのまま残そうという

配慮をされています。

 

湯屋から出す排水にも気を遣い

設置されているシャンプーや

リンスは太陽油脂のものです。

 

せっけんシャンプーに慣れていない方は

洗い上がりのキシキシした感じが

苦手かもしれないけれど、

どうぞどうぞ、この湯屋にお越しの際は

自前の化学薬品たっぷりの

シャンプーなどは

お持ち込みにならないよう

お願い申し上げたいです。

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またグループでの利用はNG

団体客もいません。

1人、あるいは2人利用です。

 

静かにお湯につかる、

着ていたものを脱いだら

誰でも同じ人間。

「ただの人」になる場所です。

 

サウナは4人まで。

テレビなどはもちろんなくて、

ちいさな窓からは竹林が見えます。

一人身体を感じる時間。

 

このお昼寝スペースも最高です。

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箱根の冬は寒いのですが、

ここの大きな窓から日が差し込み、

ぽかぽかとあたたかく、

小一時間ほどお昼寝しました。

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人が少なくてスペースもたっぷり。

土日だとなかなか空いてないし、

お隣さんと密です、苦笑。

平日お休みは最高です。

 

この日はお昼寝の後、

再びお風呂に入りました。

15時を過ぎると、

下山してきたハイカーさんたちが

入ってきます。

ちょうどそのタイミングで

湯屋を後にしました。

 

ちなみに、お食事もめちゃ美味しいです。

自然薯たっぷりのヤマボウシ御膳がオススメ。

エントランスでは飲泉もできます。

飲泉はなんと無料で、こちらもかけ流し。

近くに募金箱が設置されています。

 

年の瀬に、しっかりと湯治できて

ととのいました。

温泉を出してくれる箱根の大地さん、

ありがとう。