気を使いすぎることができる驚きの10歳 | 小田原暮らし

小田原暮らし

海と山の近い小田原から日々の暮らし綴り。

さて、転校生デビュー初日を終えた息子。

 

早速クラスメイトと下校してきました。

 

「お母さん、ぼく、いきなり友達が出来ちゃった!!

 今日一緒に遊べる?って言われたんだけど、遊んでいい?」

 

今朝のカキンコキン状態は何処へ・・・というくらい、表情もにこやかで楽しそうです。

 

担任の先生、午前の間に、どんな魔法をかけてくださったの??

 

そんなことをしているうちに、

 

「ピンポーン!」

 

お友達が迎えに来てくれました。

 

 

大人への言葉遣いがきちんとしています。

さすが、おだわらっこ!

 

どうやら自転車で移動しているようで、手にはヘルメット

さすが、おだわらっこ!

 

家で遊ぶつもりは毛頭ないようで、神社の境内に作っている秘密基地や、町内探検など、外遊びがメインのようです。

さすが、おだわらっこ!

 

さらに、彼らは小田原防衛隊なるものを結成しているようで、ジャングルジムを駆け上がるドリルなどの経験を積み、小田原を守る訓練をしているそうです(笑)。

さすが、おだわらっこ!

 

 

ところで・・・、我が息子の自転車なのですが、幼稚園の頃のままです。

前の家では雨風にさらされていたこともあり、錆が出ていたりサドルは破れていたりして、見た目がかなり痛い感じです。

 

それを見た友達くんは、

 

「あの、、、息子さん、僕の自転車に乗ってもらっていいですよ!

 僕、走りますから!!足は速いんです。

 その、、あの、、その自転車、もし息子さんが恥ずかしいと思ったらかわいそうなので、よかったら僕の自転車に乗ってもらってください!」

 

 

(!!)

 

これには一瞬言葉を失いました。

なんという気遣いの言葉!!

あのオンボロ自転車を見て、それに乗って友達との集まりに行くのは恥ずかしいのではないかと、息子の気持ちを察し、自らの新品の自転車を使っていいよと申し出ることのできる瞬時の思いやりと判断力

 

もはや「隊長」と呼んでいいいですか、おだわらっこ!!

 

 

その時、「おまたせ~」と、カッコいいヘルメット(←ヘルメットは新品)を装着したうちの息子が出てきました。

 

そして、体に似合わない小さなサイズのオンボロ自転車にまたがり、

 

「よし!いこう!!」

 

と、隊長に言うなり、チャリチャリ~~と出発してしまいました。

 

これには隊長が一瞬言葉を失う!!

 

「お、、、おうっ!」

 

と、隊長、遅れて発進。

 

 

気遣いのできすぎる10歳くんを見た後の、マイペース息子10歳♂

こ。。。これも、息子の長所なのでしょうかね。

 

 

これからいろいろなことがあるかとは思いますが、まずはおだわらっこ達に温かく迎えてもらったようで、一安心です。

 

多感な10歳♂。

大人の階段をのぼれるつもりで、実際にのぼろうとしています。

 

手出し口出しせず、プライドを守ってあげながら見守りたいと思います。

 

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