アイリッシュリネンでジーンズ | MIKIHARU TSUJITA / Indigo Blues
戻り梅雨かと思えば、また今日も猛暑日の気配ですね!

ところで、先日書いたアイリッシュリネンデニムのことで…
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ベッドリネンとは、ベッド周りの布製品の事をそう呼びますが、

今はそのほとんどが綿であるイメージではないでしょうか?

ホテルのリネン室とか、シーツやタオルなどを供給する会社は

リネンサプライなどと呼びますね。

前から気になっていたのは、ほとんどが綿製品なのになんで

リネンなのかな?と思っておりました。

麻のジーンズを作るにあたってその疑問を思い出してちょっと

調べてみたところ。やはり昔はリネンを使っていたようです。

今でもヨーロッパの高級リゾートホテルなんかでは使われている

ような事がわかりました。

ただやはり綿の方が流通量も多くなり安価で品質も向上したので

綿製品が主流になったようです。

では高級綿と麻ではどちらが寝具に適しているのでしょう?

とりあえず寝具の話は置いといて。。

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単純に麻といってもリネン、ラミー、ヘンプなど様々な種類

があり、中でもリネンが高品質だという事は知っていました。

アイリッシュリネンが高級な事も知っていたし、以前シャツ

を作った事もあるし、私物でシャツを5枚ほど持っています。

真夏用のジーンズにアイリッシュリネンを使うにあたって

気づいた事がありました。

リネンのシャツは綿のシャツより光沢とシャリ感があるので

洒落てみえるのと、なんとなく涼しく感じるなぁくらいしか

考えたことがなかったのですが、長く着ているリネンシャツは

物凄く柔らかく、肌触りがよくなっているのです。

麻、特にアイリッシュリネンの特徴を調べると、

濡れるとさらに強度が増す。

吸水性は綿の4倍、その上乾きやすく、雑菌の繁殖を抑える。

汚れが落ち易い。

長持ちで使うほどに風合いが増す。

使うほどに肌になじみ、愛着が湧いてくる。

こんな素晴らしい素材を使って真夏に最適なジーンズを

作らない手はない!!

そう思ったわけです。


すぐには出しません。

先日書いた通り来年の夏お披露目出来るよう色々と試してみよう。

乞うご期待!!