岩波書店の月刊PR誌です。
小特集は、『ゲド戦記』。『影との戦い』日本語版50周年を記念しての企画だそうです。
翻訳家 井上里さん、アメリカ文学研究者 青木耕平さん、書店主 榊原悠介さんの3人が寄稿しています。
それぞれの方が、作品にフェミニズム運動が与えた影響、ル=グウィンの作家としての理念、魔法が人生にもたらす意味について語っています。どれもが作品を読み解く鍵となりそうです。改めて全巻を読み直してみたくなりました。
新刊で注目したのは、次の本です。
ユルゲン・ハーバーマス『公共圏の新しい構造転換 〜熟議の政治への批判を超えて〜』
※著名な社会学者が構想する公共圏とは。
田中和雄編『石垣りん全詩集』
※書籍未収録作品も含めた400以上の詩集だそうです。
根本美作子『ある日、世界を失う 〜<喪失の文学>を読む』
※日本語とフランス語の間で揺れる様子を語ったエッセイのようです。
内藤健『最強のアズキを攻略せよ 〜研究は晴れときどき泥沼〜』岩波科学ライブラリー
※読売新聞でもアズキ関連の連載が載っていますが、その魅力とは。
ユーリー・ロートマン『文化と爆発』
※予測不能の出来事から新しい文化が誕生する過程、興味深いです。
羅芝賢『人間を分類する 〜福祉国家を支える官僚制の論理』岩波新書
※国家主導を生む官僚制の仕組み、知りたいです。
小山堅『21世紀の石油危機 〜暮らしと経済のゆくえ〜』岩波新書
※石油依存からの脱却、できるのでしょうか。
富岡進一『この不確かな世界をどう見るか 〜ターナーの描いた「風景」』岩波ジュニア新書
※風景画に描かれた世界の変化、どのようなものだったのでしょうか。
イネス・フォンセカ・サントス『図書館のつくりかた』
※自分だけの図書館をつくるという冒険を描いた絵本のようです。自分の図書館、理想です。