未來社の季刊PR誌です。
詩人 野沢啓さんの連載「日本語詩学の新たな創造へ向けて」、今回は詩の構成について。
日本語の自由詩の場合、詩の一行をいかにして決めるのかという問題があるのだそうです。俳句や和歌のように定型があるわけではないためです。
そこで、野沢さんが提示してきたのは、枕詞の利用。「あおによし」といえば「奈良の都」という連想、比喩を生じさせる力を応用したいと考えているのだとか。
後半は、『万葉集』や谷川俊太郎作品にみられることばの力を具体的な作品を挙げながら分析する内容。ことばが先か、思いが先か、考えさせられました。