『本郷』9月号 NO.185 | 古本屋へGO!

古本屋へGO!

古本屋でのちょっとしたエピソードなどを中心に書いています。他にはフリーマガジンやPR誌の紹介など,本や雑誌に関わるささやかな日常を書いていきたいと思っています。

歴史書で知られる吉川弘文館のPR誌です。

 

 

飯田一史さんのエッセイ「書店経営史をどう紡ぐか」は、昨年刊行した『町の本屋はいかにしてつぶれてきたか』の裏話となる内容。

 

特に私が関心を持ったのは、雑誌の早売りをする店に組合が圧力をかけていたというエピソード。私の学生時代にも『週刊少年ジャンプ』を早売りする店がいくつかあり、読者としては重宝していました。音楽雑誌とかも楽器店では早く売られていたと思います。正規の書店ルートではなかったからなのでしょうか。

 

いずれにせよ、今は町の書店が、かつてに比べるとめっきり少なくなっていて残念に思います。

 

 

 

新刊で注目したのは、次の本です。

 

 

金山泰志『中国料理からみる近代日本 〜食と対中国感情』歴史文化ライブラリー

 

※中国料理の受け入れられ方と中国観、興味深いです。ラーメンとか餃子とかどうなのでしょうか。

 

 

 

木村淳『沈没船遺跡の考古学 〜技術・交易・戦争の世界史』歴史文化ライブラリー

 

※異常気象で干上がった川から昔の沈没船が見つかったニュースが記憶にありますが、歴史の証人となる船体からわかることとは。

 

 

 

今津勝紀『吉備の古代史 〜神話・古墳・渡来文化』歴史文化ライブラリー

 

※巨大古墳と政治、当時の吉備の社会的位置はどんなものだったのでしょうか。

 

 

今号では、上記の3冊の著者がそれぞれ著書の内容に触れるエッセイを寄せており、関心を持って読みました。