徳間書店の月刊文芸誌です。私はアマゾンのUnlimitedで何か月遅れかで読んでいます。
サメマチオさんの連載漫画「追読 人間臨終図巻」、今回は関谷敏子、エノケン、ワイズミュラー、ハワード・ヒューズ、田村秋子が登場。
芸能人が多いですね。ハワード・ヒューズは映画化されるほどドラマチックな人生だったようですが、最後は故郷の病院へ向かう飛行機の中で亡くなったというから、まさに劇的な最後のように感じます。
他の方々も世間からの名声という重圧が死に結びついていたという憶測もあり、なんとも言えません。
あさのあつこさんの連載小説「おもみいたします 参」、人に取り憑いては殺人を犯させる物の怪が今度は知人の妻に取り憑いた恐れが。行方を追う主人公たち。どうやら、人の身体や心が弱っているところを狙っては憑依を繰り返している模様。
次の犯行の前に解決となるのでしょうか。頼れる相棒、十丸にも早く帰ってきて欲しいものです。
柏井寿さんの連載「三日月旅館」は、VIPを相手のおもてなしの続き。夕食の手配という難関に緊張する主人公。
しかし、気の利いた接待と工夫を凝らした料理がお気に召した模様。料理人との良いコンビネーションの成果かも。
ゲストも気分よく、作詞家としての意欲を新たにし、二人に感謝とアドバイスを。名コンビの誕生です。
次回は、参考にしたいと思い出の旅館を訪れた二人にどんな展開があるのか楽しみです。
寺地はるなさんの連載「探偵事務所勤務 担当は『ごはん係』」は最終回。いきなり通り魔事件の容疑者のような扱いをされてしまった主人公。その場は事情聴取だけで済みますが、探偵としての仕事中に真犯人と対峙する羽目に。
危うく犯行は防げたものの、自分と似た犯人に考え込んでしまいます。でも、周囲の人々の思いを受け・・・。
家族、友人、人と人とのつながりを考えさせられる作品でした。