『文藝別冊 石牟礼道子 〜増補新版〜』河出書房新社 | 古本屋へGO!

古本屋へGO!

古本屋でのちょっと得した話や本をさがしまわったときのエピソードなどを中心に書きます。他にはフリーペーパーやPR誌の紹介など,本や雑誌に関わるささやかな日常を書いていきたいと思っています。

KAWADE夢ムックシリーズの1冊です。書店で偶然見つけて購入。

 

石牟礼さんといえば、『苦海浄土』で有名ですが、今回の新版も「水俣病公式確認70年のために」というサブタイトルが付けられています。

 

旧版は8年前の刊行ですが、増補されたのは、エッセイや講演、ブックガイド等。目次を見ると「NEW」の目印が付けられています。

 

 

内容は、文学者としての石牟礼さん、水俣病について訴える石牟礼さん、そして石牟礼さん自身の人柄を伝えるエッセイや著書についての解説がメインとなっています。

 

やはり、水俣病についてのことが中心ですね。私も学生時代に、『苦海浄土』や宇井純さんの『公害原論』などを読んだことがあります。

 

今でも新聞記事になっていることからも、水俣病問題が終わっていないことを感じます。原発事故問題と同様、ひとたび起こってしまうと、取り返しがつかない、そういう認識を持ち続けたいと思います。