今日マチ子『るすばん猫きなこ』第1巻 講談社 モーニングKC | 古本屋へGO!

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古本屋でのちょっと得した話や本をさがしまわったときのエピソードなどを中心に書きます。他にはフリーペーパーやPR誌の紹介など,本や雑誌に関わるささやかな日常を書いていきたいと思っています。

『COCOON』で戦争を、『Distance』でコロナ禍を描いてきた著者が東日本大震災をテーマに取り上げた最新作です。

 

大災害の後、死者の魂と生者とが交錯する地での出来事が描かれています。

 

きなこは生後2か月の子猫。飼い主の友達である少女ここなとペアになって被災地で生きていくことに。

 

実は、ここなは、犠牲となった死者の魂。地縛霊は本来その場を離れられないのですが、猫と一緒だと歩き回れるという設定となっています。

 

しかも、猫と魂は会話ができ、死者同士も会話したり助け合ったりできるのです。そんな事情を知っている霊能者らしき老婆の元で暮らしながら、他の霊たちを助ける活動を開始。

 

そんなことになっているとは知らず、娘を必死で探し続ける母親。二人は出会えるのでしょうか。そして、帯の解説によると、きなこの一生が描かれるようですが、これからどんな成長をし、どんな活躍をするのかが楽しみです。